カテゴリ:信州の風物詩
毎日穏やかな晴天が続いて気持ちがいい。
1年のうちで今が一番安定した(この後スグ厳しい冬が到来するが!)季節かも? 少なくとも私がこの地に終の棲家を定めてからはそのように思われる。 今日も南アルプスからさわやかな朝日が!! そしてチョット寒い大沼湖には朝日が照る湖水に鴨の群れが。。。。 柿すだれ、大根干しについで晩秋、初冬の信州の風物詩第三弾をご披露。。。。。 ”野沢菜”という漬物ご存知ですよね?食べたこともあると思います。 今から250年ほど前、信州野沢温泉の名刹健命寺の住職が京都に遊学している時手に入れた 天王寺かぶの種を持ち帰って植えたところ葉柄、茎丈の大きな”かぶ菜”に成長したそうです。 野沢温泉は標高600m、冬の平均気温が零下6度という高冷地で、京都の温暖な西国育ちの 天王寺かぶは野沢温泉の気候や風土により突然変異をし、 野沢菜が誕生したということです。 その後いろいろ改良が加えられ、今では長野県中で栽培され信州の名産品となっています。 前置きが長くなってしまいましたが。。。。。 収穫した野沢菜は水洗いするわけですが、ご存知のように信州は温泉の多いところですので、 共同浴場の温泉で洗うところが多く、この光景は信州の晩秋の風物詩となっています。 その信州の晩秋の風物詩”お菜洗い”を隣町の伊那市から。 伊那市羽広の”みはらしファーム”内の温泉スタンド隣に湯を引いた野沢菜の洗い場を設置し、 午前9時から午後4時まで無料開放され、近所の家からお菜洗いに訪れる人が大勢。
その方法とは、 まづ、漬物を細かく刻んで水に浸し塩出しし、油で炒め、カツオブシとしょうゆで味付けして食べるのです。 これまた珍味です。一度お試しください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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