2014/02/10(月)23:53
山田洋次監督 「小さいおうち」観てきました!
山田洋次監督 「小さいおうち」観てきました!
日本が戦争に向かう時代、東京の山手でとある企業の重役の平井家の女中として仕えたタキの自叙伝をもとに描かれる。
平井家の妻の時子を演ずるのが松たか子、女中のタキを演ずるのが黒木華。
どっちも美人ですねえ~~。
その平井家に、会社の若手の板倉が出入りするようになる。
その板倉に時子が淡い思いを抱く様に・・・。
会社の社長の計らいで、板倉に見合いの相手を世話するように言われた平井家。
その間を取り持つようになった時子だが、複雑な思い・・・。
板倉の下宿に見合いの話しで行く中で次第に深い関係に・・・。
やがて日本の戦争も泥沼になっていき、目の悪かった板倉にも赤紙が来ることに。
徴兵される前の日に板倉に会いに行こうとする時子を止めるタキ。手紙をしたためるようにアドバイス。
しかし、タキはその手紙を板倉には届けなかった。
タキにも板倉への淡い思いがあったのだ。
女中という立場で、決してそのことは言い出せなかったのだが、手紙を届けないってことがせめてもの思い。
現在のタキを演ずるのが倍賞千恵子。
「母べえ」の時は実年齢より30才以上若い母親を演じていて違和感はなかったのですが、今度は90才ちかくのおばあさん。
これも美人の役得ですねえ~。
また、いつもなら戦争反対を説く倍賞さんですが、今度は南京大虐殺(南京陥落)でのデパートの大売出しを喜ぶようように描かれています。
逆に孫の方が倍賞さんを諭しています。
これも逆パターンで面白いですね。
最後に若者の板倉を演じたのが、吉岡秀隆。
これも意外な役柄で面白かったですね。
結局、タキは死ぬ直前に自叙伝を書くまで、平井家の秘密を守り通したのです。
自分と板倉との恋も・・・。
小さいおうち_01 posted by (C)きんちゃん
小さいおうち_02 posted by (C)きんちゃん
小さいおうち_03 posted by (C)きんちゃん
部屋の調度品もよかったし、クラシックなレコードプレーヤーもよかったです。
戦争していたけど、まだチャイコフスキーなども聴けていたんですね。
国際会館 屋上庭園にて_01 posted by (C)きんちゃん
映画館のある国際会館の屋上庭園はよく晴れていました。
国際会館 屋上庭園にて_02 posted by (C)きんちゃん
国際会館 屋上庭園にて_03 posted by (C)きんちゃん