昨年発見の準惑星候補 直径は約635キロでした
準惑星候補の天体「2014 UZ224」(右)の想像図(米国立電波天文台提供)
「アルマ電波望遠鏡」が観測
太陽系の外縁で米ミシガン大学チームが昨年秋に発見した準惑星候補の天体「2014 UZ224」は、直径が635キロ程度であることが、南米チリにあるアルマ電波望遠鏡による観測で分かりました。冥王星の直径の約4分の1に当たります。
米国立電波天文台が13日までに、同大チームの研究成果として発表しました。
この天体は太陽の周りを1周する公転周期が1100年を超え、冥王星の248年よりはるかに長大な軌道にあります。太陽からの距離は現在、約92天文単位(1天文単位は地球―太陽間の距離で約1億5000万キロ)も離れており、非常に暗く、表面温度は零下243度程度と推定されました。
ちなみに、絶対零度(摂氏)は273.15度である。
「しんぶん赤旗」日刊紙 2017年4月15日付掲載
冥王星が準惑星になってから久しい。
新たな準惑星の発見。冥王星の仲間が見つかるって嬉しい!