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テーマ:睡眠について(308)
カテゴリ:眠りのはなし
眠りのはなし(9) 特徴知り 上手に薬使う
睡眠薬は「一度飲みだしたらやめられない」「どんどん量が増える」など怖いイメージを持っていらっしゃる方もいると思います。実際、米国の食品医薬品局(FDA)は、ベンゾジアゼピン(BZD)系といわれる代表的な睡眠薬の長期使用を認めていません。 条件に応じて 「睡眠薬」「睡眠導入薬」「睡眠誘導剤」など言い方はさまざまですが、同じ意味です。睡眠薬は、▽入眠困難なのか途中覚醒なのか▽慢性か急性か▽併存する他の病気に伴う不眠か▽年齢▽身体合併症1などに応じて考えます。神経細胞のどの受容体に作用する薬がいいか、半減期といわれる体内での残り方などを考え、種類を選択します。 現在の主流は、BZD系と非BZD系睡眠薬です(表)。どちらも、連載第5回に出てきたギャバ(GABA)という物質の受容体に結合して睡眠覚醒のシステムに働き、眠りをもたらします。この二つは結合場所が少し違い、催眠と不安鎮静などの作用に違いがあります。 近年、これまでのBZD系や非BZD系とまったく違うラメルテオンとスボレキサントという薬も出てきました。自然の睡眠に近く、BZD系の副作用がないとされています。 ラメルテオンはメラトニンという脳内の睡眠を起こすホルモンと似た働きをします。スボレキサントはオレキシンという覚醒を起こす物質の働きをブロックすることで眠気を起こさせる薬です。 漢方薬を単独で、あるいは併用して使うこともあります。漢方薬なりの副作用に注意が必要ですが、依存のリスクを減らせるように思います。 【睡眠薬の種類】
回し飲みダメ 睡眠薬は、さまざまな副作用や急にやめた場合の反動などに注意します。特に高齢者は要注意です。 依存に関しては、減量開始のタイミングを図のーずつ減量など)と間引き法(同量で日を空けてゆく)などのやり方があります。 BZD系の長期使用で認知症のリスクが高まるという研究もありますが、結果は一定していません。リスクと効果をてんびんにかけながら、個別的に使うことが大切です。薬の回し飲み「これいいからあなたにあげる」のは、ダメですよ。 市販薬でも効果はあるの? 処方箋なしで薬局で睡眠改善剤を買うこともできます。 眠気をもたらす成分はジフェンヒドラミンです。これはヒスタミンをブロックする作用があり、鼻炎、アレルギーなどに使われています。眠気はもたらしますが、催眠作用は数日で耐性ができるとされ、注意障害など認知機能低下も起きやすいので、あくまで数日の使用にとどめ、医師に相談すべきです。 ほかに鎮痛剤で鎮静薬の混じったものもあります。これも使いすぎに注意が必要です。 松浦健伸(石川勤労者医療協会城北病院精神・神経科) 「しんぶん赤旗」日曜版 2017年12月10日付掲載 睡眠薬は、医者に処方してもらって、自分の症状に合わせて使うことが肝要なんですね。 増やすことはもちろん、勝手に減らすこともいけないなんて知りませんでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年12月08日 08時17分00秒
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