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テーマ:睡眠について(307)
カテゴリ:眠りのはなし
眠りのはなし(16) 寝ているのに動き出す
眠ったはずなのに、あるいは寝ているはずなのに異常な行動が生じる病気を睡眠時随伴症といいます。みなさんご存じの子どものねぼけはその代表格です。 子どもに関連した睡眠障害は次回お話しします。今回は成人に起きやすく、かつ場合によっては重大な結果にもなりうるレム睡眠行動異常症について説明します。 レム睡眠期に 連載第4回で、睡眠にはノンレムとレムがあることをお話ししました。この病気は名前の通り、レム睡眠期に生じるものです。(図) レム睡眠期の脳は興奮した状態にあるのですが、全身の筋肉には力が入らないような仕組みになっています。しかし、もしこの仕組みが故障したらどうなるか。本人は寝ているのに、夢の中での行動がそのまま外に現れてしまうのです。この場合、通常悪夢です。 そうすると、夢の内容に関連して、▽激しい寝言や叫び声をあげる▽殴る▽蹴る▽ベッドから起き上がってものを投げる▽窓や壁に向かって突進する―などさまざまなことが起きます。本人も寝室の同室者も大けがの危険があります。 目を覚まさせることは可能で、そうすると夢の内容を語ってくれます。これは病気です。その人が同室者に怒りを持っていて無意識に乱暴した、ということではありません。レム睡眠期におきますから、レムが多くなりやすい睡眠の後半に出現しがちです。 危険物を除く 正確な診断には終夜睡眠ポリグラフ検査が必要ですが、同室者の詳しい情報があればほぼ診断可能です。治療には環境調整が大切で、寝室の危険物を取り除き、マットと布団だけにしてけがを避ける工夫が重要です。コーヒーやアルコールなど刺激物を控え、ストレスをためないようにしましょう。クロナゼパムという向精神薬を使うと、しばしば効果的です。 この病気は50代ぐらいから増えます。原因不明が多いのですが、近年、パーキンソン病や認知症の一種のレビー小体病など神経が変性してゆく病気に併発したり、先行して発病したりすることが注目されています。アルコールや薬物でも起きることがあります。 夢ってなんだろう? 夢はしばしば荒唐無稽ですが、不思議ですよね。大昔から夢は人の想像力を駆り立て、時には運命の表れとみなされました。心理療法でも夢分析を大切にする分野もあります。 私も臨床では時々夢を尋ねます。夢を毎回話してもらい、よくなった神経症の方も経験しています。単なる記憶のでたらめな連鎖とみるにはあまりに意味深ですね。 もちろん悪夢は、たとえば心的外傷後ストレス障害(PTSD)などの症状でもありえます。悪夢障害という病気もあります。 松浦健伸(石川勤労者医療協会 城北病院精神・神経科) 「しんぶん赤旗」日曜版 2018年2月11日付掲載 寝言を言うだけだったらまだマシなんですが、起きて物を投げたり、走り出したりしたら危ないですね。 同室者の詳しい情報が大事なんですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018年02月13日 11時15分18秒
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