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テーマ:言葉の魅力(70)
カテゴリ:知って役立つシリーズ
村上信夫のことば磨き③ 「心の扉」はボタンで開く
ポイント ▽相手の気持ちに寄り添い、思いに耳を傾け、共通項を探す ▽構えを取り払ったとき引き出しが開く インタビューすることは多々あれど、インタビューされることは、あまりない。先日、「FMヨコハマ」の番組に出演してきた。 国際文化アナリストで幸福研究家の目崎雅昭さんがホストを務める番組だ。 目崎さんは、ことばの引き出しを開けるのが上手だ。そのうえ、引き出しの中を整理してくれるのがうまいのだ。 つい素になって 「素朴な疑問ですが…」といいながら、まさに素朴なことを質問されると、こちらも素になって答えてしまう。 「素朴な疑問ですが、優秀なアナウンサーとそうでないアナウンサーは、どこが違うんですか?」「一概に良しあしは決められないが、ことばの引き出しをたくさん持ち、臨機応変に使えることかな」と答えた。 そうしたら目崎さんは、「滑舌の良さや声質でもなく、上っ面でない生き方がアナウンスに反映される。魂をことばで変換してみせるアーティスト」と分析してくれた。うれしいことこの上ない。 ことばの引き出しを開けるには、心の扉を開けることが大前提。 ドンドンドンと、大きな音を響かせ、思いっきりノックしても逆効果。聞こえるか聞こえないかくらいのノックでは、無反応。ノックの仕方は難しい。 だが、ふと気づくと、突然、扉が開くときがある。扉の前にいることを、ノックや大声で伝えなくても、感じてもらえばいいのだ。 例えば「いままで行った場所でいちばん印象に残っているのは?」とか「また訪ねてもいいと思う場所は?」と聞いても、なかなか思い通りに答えが返ってこない。そんなとき、「ボクを連れて行きたいところは?」と尋ねた瞬間、相手のスイッチが入ったことがあった。 耳傾ける共感力 心の扉には、「気持ちいいボタン」がついている。このボタンをうまく押せたら、扉は開く。相手のいつもと違う微妙な変化も見逃さず、それを口にすると、気づいてもらったうれしさに、一気に緊張が解け、心の扉が開きやすくなることがある。 相手の気持ちに寄り添うことが、心の扉を開けてもらう第一歩。自分をできる限り抑えて、相手の思いに耳を傾け、自分との共通項を探す。そういう「共感力」が、気持ちいいボタンの場所探しに役立つ。 くだんの目崎さんは、ボタン押しの達人だったのだ。それも相手に気づかせず、さりげなく押すのだ。 野球の世界で「ピッチャーの球の出どころがわからない」という。投げる球が事前にわかってしまったら、バッターに狙い球を絞られてしまう。 ストレートかカーブかシュートか…投球フォームで相手にわからないようにしたら、バッターは予測できないから、あらかじめ構えることができない。 聞く人も答える人も構えを取り払ったとき、引き出しが開いて、会話は弾む。 元NHKエグゼクティプアナウンサー 「しんぶん赤旗」日曜版 2020年10月4日付掲載 心の扉には、「気持ちいいボタン」がついている。このボタンをうまく押せたら、扉は開く。 自分をできる限り抑えて、相手の思いに耳を傾け、自分との共通項を探す。そういう「共感力」が、気持ちいいボタンの場所探しに役立つ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020年10月12日 13時13分36秒
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