神戸を照らす光のストーリー 1000万ドルの夜景として知られる神戸の夜
神戸を照らす光のストーリー 1000万ドルの夜景として知られる神戸の夜その華やかな光の裏側にある人の思いを知ると、いつもの夜景がまた違った景色に見えてきませんか?神戸を照らす光のストーリー01 posted by (C)きんちゃん神戸を照らす光のストーリー02 posted by (C)きんちゃん山麓電飾神戸を毎日見守る市章・錨・北前船夜になると六甲山の山肌に点灯する山麓電飾。その歴史は古く、市章山が点灯したのは1933年。1967年から市章が、1981年に錨が、それぞれ永久電飾になりました。自然エネルギーで点灯しているため、阪神・淡路大震災の夜にも光っていたことで「希望の光に見えた」という声も。宮崎さんは「メンテナンスは大変な作業ですが、山麓電飾のある風景は市民の心のよりどころ。街のシンボルに携わっていることを気に留めて臨んでいます」と話してくれました。森林整備事務所 宮崎さん摩耶☆きらきら小径足元に輝く天の川見上げれば美しい星空、そして眼下には1000万ドルの夜景が広がる摩耶山・掬星台で夜景と並ぶ人気スポットが「摩耶☆きらきら小径」です。阪神・淡路大震災でロープウェイの運行が中止し、「掬星台に再び活気を取り戻したいという思いで、市職員が考案し、2005年7月7日に誕生しました」と古屋さん。畜光材で舗装し、天の川をイメージして青色に輝く約40mの遊歩道には、畜光石で作られた4つの星座がきらめき、訪れる人の目を楽しませています。森林整備事務所 古屋さん神戸を照らす光のストーリー03 posted by (C)きんちゃん練習船港町と一体となって輝く温かな光海王丸/12月9日(土)~2024年1月6日(土)日本丸/12月11日(月)~2024年1月6日(土)新港第一突堤西側岸壁航海技術を学ぶ学生が実習訓練を行う大型練習船「海王丸」。停泊中のライトアップは市民におなじみの光景です。「日本各地に寄港しますが、毎回ライトアップするわけじゃないんです」と細見さん。西の母港である神戸港に感謝をこめ、入港時にライトアップしているそう。山本さんは「これをきっかけに、船に興味を持ってもらえたら嬉しいです」。神戸港で見かけたらぜひ近くで見てください。(独)海技教育機構 練習船海王丸次席二等航海士 細見さん(右)三等機関士 山本さん(左)メヤメヤ思いが一つとなって輝く 幻想的な光に包まれる10日間12月20日(水)~29日(金)17:30~21:05メリケンパーク周辺/無料(一部有料)今年は「未来への贈り物」をテーマに、今と未来がつながる光のイベントを展開。“こうべ みなとの夜”実行委員会と神戸ハーバーランドumieが連携!商業施設「モザイク」からメリケンパークまで光でつながり、エリア一体が光に包まれます。「新たなまちの魅力に、ワクワクしてください!」湊川隧道光と音が歴史をつなぐ一般公開12月16日(土)説明会とオカリナ2024年1月20日(土)「1.17希望の灯り」一般公開(見学のみ)2024年2月3日(土)、3月2日(土)※すべて13:00~15:00、入場無料申込不要場所/兵庫区湊川町9-3-12000年に役目を終えた日本初の河川トンネル。貴重な産業遺産であることから保存が決定し、友の会によって運営されています。「私も元土木技術者ですが、このトンネルを見た時には『すごいものが遺っているな!』と驚きました」と佐々木さん。魅力を地域の人に広く伝えたいとの思いで2008年に始まったミニコンサートは、わずかな灯りに照らされたトンネル内に歌声や楽器の音色が響く、幻想的な雰囲気で人気のイベントに。誕生から120年以上経った今もなお、地域の宝はその輝きを増しています。湊川隧道保存友の会 副会長 佐々木さんKOBEライトアップDAY色で伝える灯りのメッセージ2013年12月から「KOBEライトアップDAY」として、四季を感じる光の演出や市内の施設による一斉ライトアップなど、季節や時間などテーマ性を感じられる光の演出を行っています。神戸の歳時記に合わせた光のメッセージを発信し、多くの人に親しまれています。神戸を照らす光のストーリー04 posted by (C)きんちゃんこの冬おすすめ神戸の光のイベント街一帯が光に包まれる特別なひととき北野クリスマスストリート2024年3月31日まで17:00~23:00北野坂の樹木が約4万球のLEDイルミネーションで彩られます。ロマンティックな輝きは、北野坂と友好提携を結んでいるフランス・パリのロンマルトル地区からアドバイスを受けているのだとか。中国情緒あふれる東洋の光の祭典南京町ランタンフェア12月7日~25日16:00頃~22:00頃南京町一帯に400個以上の中国提灯を吊るして夜を演出する、神戸ならではの「東洋の光の祭典」。クリスマスイルミネーションとはひと味違う、中国情緒たっぷりの光が訪れた人を温かく照らしてくれます。関西最大規模のイルミネーション神戸イルミナージュ2024年2月12日まで17:00~22:00(点灯17:30~221:30)道の駅 神戸フルーツ・フラワーパーク料金/大人(中学生以上)1,800円~ 小人(1歳以上)1,000円~、乳児無料、ペット500円ピンクパレスとアイスパレスに続く第三弾として、アラビアンスタイルの上品で優雅なアラビアンパレスが登場。日本初のワンちゃん用のイルミネーションや参加型アトラクションなど、家族みんなで楽しめます。道の駅 神戸フルーツ・フラワーパーク大沢神戸ルミナリエ2024年1月19日~28日薄暮~21:30東遊園地・旧外国人居留地・メリケンパーク※旧外国人居留地は三井住友銀行神戸本部ビル前広場を中心に作品を展開無料/※メリケンパーク会場は一部有料(前売り券500円、当日券1,000円)大震災の起こった1995年12月に初開催。今では、震災の記憶を次世代につなぐ、神戸の希望を象徴する光のイベントとして、多くの人に親しまれています。4年ぶりの開催となる今回は、開催時期の変更や3会場での開催など、新たな試みを行います。東遊園地・旧外国人居留地・メリケンパーク祝!神戸ポートタワー再点灯日没~23:30(予定)2021年10月から営業を休止していましたが、来春の正式オープンを前に、12月21日(木)から再点灯します。「赤く美しい鼓型の構造を夜空に照らし出す」をコンセプトに改修。省エネルギーで高い演出性を備えたLEDに変わり、演出の幅も拡大。特別な日に華やかな動きのあるライトアップも登場予定です。