2009/03/09(月)09:15
未曾有の経済危機下の研修
100年に一度の経済危機の中で、今後の研修をどうしていくかと悩むクライアントは多い。
予算がなく、例年実施していた研修を中断せざるを得ないなどである。
しかし、こうした時期であるがゆえに、研修に有利な条件もある。
それは、社員に時間的なゆとりがあり、研修への参加の体制は整いつつあるということである。
つまり今までは忙しすぎて、研修へ参加できないという状況が、研修担当者の一つの悩みでもあったが、今は改善されてきている。逆に将来に向けての組織体力作りのために、今しかできない研修もあるのではないだろうか。
予算がないのならば、手作りの研修もできるのではないだろうか。
また、従来実施してきた研修のインストラクターを社内で置き換えるというのも検討要因である。
研修講師としては痛しかゆしであるが、馴染みのクライアントから、内製への切り替えの相談があれば、テキストやパワーポイントの資料を有料だが提供することにしている。
いずれ、講師の力量も評価されると思うからである。