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2時間を超える長編で、重厚感のある舞台になったなあと思いました。
明治の時代の学生達のやり取りや有名な熱海の場面など、印象よりは実直な雰囲気で再現され 序盤中盤は、時折暴れるキャラクターがありながら、やや淡々としたムードで進みますが 終盤は一気に加速して、男女の情念のからみが劇的に立体的に描かれ 特に主要3役がにらみ合う場面などは、演劇の醍醐味を味わいグッときました。 座組としては、客演の方々の納まりがとても良くて、また劇団員も着実に役割をこなしていると感じました。 大桑さんの頑張りも伝わってきましたし、森下君も新境地を開いた感じがします。 深町さんは変わらずいい味が出ていました。 そして、瀬田さんはまあ流石ですね。登場や身振りで空気を変えるところに見惚れました。 まだまだありますが、とにかく他の舞台ではなかなか味わえない独特の重みあるドラマ感なので また今後も楽しみになりました。 投稿/赤樫満枝(瀬田ひろ美) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.01.26 15:53:59
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