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2019.09.05
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老後は非マジメのすすめ [ 立川談慶 ]
価格:1,620円


慶應大卒のエリート噺家が提唱する、人生後半戦の落語的生き方。
落語の舞台は、「定年」という概念が存在しなかった江戸時代

『長屋の花見』『芝浜革財布』『小言幸兵衛』他、魅力的な登場人物から読み解く、
老後の【非マジメ】な生き方とは?

師匠・立川談志との貴重なエピソードも満載! 落語ファンのみならず、引退を控えた日本の功労者たちに贈る人生後半戦の参考書。​








本のソムリエさんが紹介されていたので、そのまま紹介です。







「老後は非マジメのすすめ」立川談慶、春陽堂書店

【私の評価】★★★★☆(84点)

立川談慶(たてかわ だんけい)さんは

 私と同じ53歳ですので、

 老後の入口に立っているのでしょう。

 落語家の視点から老後を

 どう生きるのかをテーマに

 一席ならず七章書いています。

 談慶さんが伝えたいのは

 「気楽にのんきに老後を生きればいいんじゃないの」

 ということなのでしょう。

・古今亭志ん朝(ここんてい しんちょう)師匠が

 『火焔太鼓(かえんだいこ)』のマクラで

 甚兵衛さんを評して「世の中をついでに生きている」

 と言っていますが、言い得て妙であります・・

 のんきさを如実に表した落語家らしい表現です・・

 (p136

各章の最初に一つの落語が紹介され、

 それをマクラに話がはじまります。

 例えば第二章は『芝浜』。

 芝の浜で42両をひろった飲んだくれの夫は、

 また酒を飲んで寝てしまった。

 起きた夫に「それは夢だよ」と

 妻は思い込ませることに成功します。

 「なんだ夢か」と夫は酒を絶ち

 仕事に打ち込み、店を持つまでに成功。

 そこで「あれ夢じゃなかったの」と

 妻が教えるというもの。

 やっぱりカミさんは大事にしたいし、

 酒は飲まないに越したことはないし、

 仕事はコツコツとやるものなのでしょう。

・おカネの一番の怖さとは、

 そのおカネを失くした時の怖さではなく、

 それと引き換えに

 人間関係を失う怖さなのです(p112

老後の話よりも、

 師匠である談志さんの話が

 面白いですね。

 落語家は笑いを追求していますが、

 人や世の中の本質を考える

 哲学者のような面もあるようです。

 談慶さん、

 良い本をありがとうございました。

───────────────

この本で私が共感したところは次のとおりです。

・落語の中では、老後に近い意味で隠居

 という言葉を用いています・・・

 昔のお年寄りは、今より敬意を持たれて

 いたのかもしれません(p18

・安政年間(185460)には、

 落語をはじめ講談や義太夫(ぎだゆう)など

 を聞かせる寄席が、江戸市中に300件を

 超えたと言われています(p106

・ブッダがキリストに、

 「落語、おもろいでっか?」と、

 なぜか関西弁で問うたら、キリストだけに

 「イエス!」と答えたりして・・(p124

・「体力の衰え」を指摘されたら

 「若い世代にチャンスを譲ってあげてるのよ」

 と伝えてあげましょう・・・

続きを読む

https://1book.biz/2019/08/30/tatekawa.html

「老後は非マジメのすすめ」立川談慶、春陽堂書店

【私の評価】★★★★☆(84点)






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最終更新日  2019.09.05 05:12:23

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