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2011.05.16
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メルマガ、 「中矢伸一事務所 リアルタイムニュース」(vol.46)

からです。

 

 

 

○。○。○。○。○。○。○。○。○。○。○。○。○。○。○
   今回は、中矢代表にこれからの世の中の流れについて
   お考えをお聞きしました!
○。○。○。○。○。○。○。○。○。○。○。○。○。○。○

--つい昨日ですが、浜岡原発を停止する決定がなされましたね。

  ずっと原発廃止を唱えてきた私としては嬉しいことですね。
  ただ、今回の停止は「津波対策のために防波堤を造る間の
  少なくとも2年間」であるということです。
  防波堤を築いたとしてもそれを越える津波が押し寄せてきた
  としたら終わりですし、たとえ津波が来なくても、直下型の
  巨大地震が一発来れば、砂丘の上に建てられた浜岡原発など
  完全にぶっ飛んでしまうでしょうね。
  やはり原発に関しては「絶対安全」ということは無いと考え
  なければなりません。浜岡は、できればこれを契機に廃炉に
  する方向に向かってほしいと思います。

  原発のある自治体には「交付金」という名目で巨額のお金が
  流れます。当然、浜岡原発のある御前崎市にも、国と静岡県
  から交付金が出ます。その額は昨年度、平成22年の一年で
  21億2400万円にもなるそうです。

  原発を停止するにあたり、そのもらえるはずの交付金はどう
  なるのだという声が地元から上がったのですが、海江田経済
  産業大臣は御前崎市の石原市長に対し、満額保証すると約束
  したそうです。

  停止してもいいけど金は今まで通りくれと。じゃないとウチ
  は生きていけないよというわけです。
  こういうのを「シャブ漬け」というんです。原発を誘致した
  自治体はどこも似たようものです。原発ビジネスにどっぷり
  依存してしまっている。だから一度原発を誘致してしまうと
  なかなか抜け出せないのです。

  麻薬を断ち切りたくても断ち切れないのと同じです。
  交付金なんか当てにせず、税収は減るけれども、原発のない
  社会づくりを目指して自分達の力でどうにかしていこうなど
  という考えはまったくなく、今までどおりただ交付金をもら
  おうという姿勢なのです。そのお金の出所は、元を正せば、
  私たちの税金なわけです。
  

  つまり、ハッキリ言えば、未来の子供たちの命と引き換えに
  してでも、自分たちの時代さえ良ければいい、あとは未来の
  人たちや地球環境がどうなろうか知ったことではないという
  考え方で動いているのが今の原発ビジネスの実態なのです。
  こんな"我れ善し"の考えってありますか?

  こんなことはもう絶対許してはいけません。
  よしんば、たとえ廃炉にしたとしても、核燃料棒は十万年も
  強い放射能を出し続けるため、半永久的に冷却し続けなけれ
  ばいけない。その間は、常に事故のリスクが伴うわけです。
  そういうことは最初からわかっていたはずなのに、国民には
  100%安全だと嘘をついてまでこんなものを造ってしまい、
  未来ある子供たちの生命を危険にさらしてまでも金が欲しい
  という現代日本人の精神構造。

  エネルギーの安定供給とかいうのは表向きで、本質は金です。
  こんな考え方、私は全く理解できません。

--結局はお金なんでしょうか?

  金です! それ以外の理由は詭弁に過ぎません。
  なかには原発がないと電力不足に陥り、経済全体が失速して
  しまうとか言っている人もいますが、そんな心配も無用です。
  今の日本の電力供給システムは、巨大な電力会社が地域毎に
  独占的に支配しています。関東地方は東京電力、中部地方は
  中部電力といったようにです。

  太陽光とか風力などを利用した自然エネルギーによる発電は
  自由にやっていいことになっていますし、創った電力を売る
  こともできますが、必ず電力会社を通さないといけない仕組
  みになっています。
  電力会社の発電と送電の独占体制をやめさせて、各地域毎に
  分散型の発電・送電網を造り上げれば、火力発電にさえ頼る
  ことなく、太陽光や風力などの自然エネルギーで十分賄える
  そうです。

  ところが、電力会社はそれを許さないそうです。
  まあそうですよね。そんなことをされたら自分たちが潰れて
  しまいますから。
  
  また巨大な発電施設で電気をつくると、実際は発電の段階で
  55%くらいがロスし、送電時には20%ロスするのだそう
  です。だから、家庭に電力が届くまでに75%の電力が無駄
  になっているのが現状なんです。

  フリーエネルギーの出現を待たずとも、現在のテクノロジー
  であっても、今のシステムを変えるだけで、電力供給は十分
  に賄えるそうです。それぞれの市町村単位で、太陽光を使っ
  たり、風力や潮力や地熱を利用する分散型の電力供給システ
  ムを作り上げてしまえば、大きな電力会社なんか無くても、
  小さなブロック単位で賄えるものなんです。
  

  それから、来月出る『たまゆら』6月号で、高島康司さんが
  詳しく説明されているのでぜひ読んで欲しいのですが、今の
  日本では、放射性核廃棄物は溜まる一方で、処理の見通しが
  まったく立っていない状況で、あと1~2年もすると、どこ
  にも貯蔵できない程にいっぱいになってしまうそうなんです。

  ですからこのまま行けば、どのみちあと1年か2年で全原発
  を停めるしか道はなくなるそうです。そうした、日本の原発
  の何が問題かということを、高島さんが6月号の「シンクロ
  する未来予測」で基礎知識としてわかりやすくまとめてくだ
  さっているので、それを読めば日本の原発問題に関する知識
  がより深まると思います。

 

--今月の7日には東京の渋谷でも大きなデモが行われました。
  徐々にではありますが、人々の意識が変わってきているとは
  思われますか?

  少しずつではありますが、変わってきているとは思います。
  ただ、表面上の部分だけではいけないと思うんですね。
  原発維持・推進派の意見の中には「原発の代わりになる代替
  エネルギーがもしあれば、原発は廃止しても良いのだけれど、
  それがない以上、今の段階では安全対策を強化しつつ原発を
  引き続き稼働させていくしかない。原発をやめてしまったら
  今の経済や生活水準を維持していくことが難しくなる」とい
  う意見があります。しかしこれについては、今述べたように
  電力供給のシステムを一極集中型から分散型に改めることで
  自然エネルギーだけでも今の生活水準を維持することは可能
  であるそうです。

  ただ、私としては、そうなってしまえばすべて解決なのかな、
  と疑問に思うんですね。
  今、あまりにも日本人は無駄に電力を使い過ぎていると思い
  ます。都会の夜は明る過ぎるし、パチンコ業界の問題だって
  ある。あの金はどこへ消えているんでしょうか?
  皆の意識が変わることなく、ただ電力源やシステムを変える
  だけで済ませてしまっていいのだろうかと感じています。

  今までの生活のあり方や社会のあり方を見直さないで、何の
  反省もなく、このまままた何事もなかったように元の生活に
  戻るというのは、私はあってはいけないことだと思うのです。
  今回起こったことはとても不幸な災害ではあるのだけれども
  皆がこれをきっかけとして、今までのあり方を反省し、意識
  を変えるための教訓にしなければなりません。

  最後にもう一つ、以前にもお話ししましたが、今回の大震災
  では津波により東北の海沿いの地域を中心に、大変な被害が
  出ましたね。本当に、何も無くなってしまいました。
  これをもう一度頑張って元に戻そうとすると、大変な気力と
  お金が必要ですね。

  また最初からやり直しか・・・と思うと気の遠くなるような
  作業に思えるでしょう。

  ここは発想の転換が必要です。最初からやり直しではなく、
  せっかく真っ新(さら)になったんだから、これから新しい
  国造りをしていく絶好のチャンスなんです。

  今は意識進化がどんどん進んでいる時期なので、それをまた
  古い意識に戻そうというのは、時代の流れに逆らうことにも
  なります。流れに逆らうのではなく、流れに乗るのです。

  古い意識は捨てて、新しい意識のもとに地域社会造りをして
  いけば、きっと世界に先駆けて良い地域になります。
  
  今警戒区域に指定されている福島県の飯館村や川内村という
  ところは、多くの方が畜産で生計を立てていた地域です。
  そういうところでは、牛や豚や鶏が全滅したり、大変な被害
  に遭っている。この地域にいつ人が戻れるのかわかりません
  が、戻れたとして、また元の畜産を生業とする生活に戻ろう
  ということがあってはいけないと思います。

  鳥インフルエンザや口蹄疫で被害が出た宮崎もそうですが、
  畜産の盛んな地域がこうして集中的に被害に遭っています。
  先日の焼肉店の食中毒事故では、O‐111で死亡者が出たり
  しました。これも「肉」がらみです。

  こういった事象は全部繋がっていると思うんです。宇宙は
  私たちに、早く意識を変えなければいけないという警告を
  発しているのではないでしょうか。

--中矢代表、ありがとうございました。

 

 






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最終更新日  2011.05.16 06:56:21


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