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小泉 十三 、河出書房新社 【私の評価】★★★☆☆(72点)
■元編集者が書いたお金の本です。 本多静六さんや邱永漢さんを 紹介しているところが 編集者らしいところ。 さすがたくさん本を 読み込んでいる編集者だけあって 紹介する引用が幅広いのです。 ・金銭は独立の基本なり、 これを卑しむべからず・・ 明治24年、福沢諭吉が慶應義塾での 演説で述べた言葉である・・(p18) ■お金を貯めるのは簡単です。 使わなければよいのです。 ただ、自分が無知であれば 収入が増えませんので、 自分には投資して、収入を増やす。 そして貯ったお金をタネ銭にして、 確実に増える投資先を探し、 増やしていくのです。 ・ヘンリー・フォード・・ 「年寄りは若い者に貯金をしろと言うが、 それは間違っている。 最後の一銭まで貯めようなどと 考えてはいけない。 自分に投資しなさい。 私は40歳になるまで、一ドルたりとも 貯金をしたことがない(p66) ■私のお金のセミナーと ほぼ同じ内容で 笑いました。 お金持ちになる方法はわかっている。 でも、実行するのは難しい、 ということなのです。 小泉さん 良い本をありがとうございました。 ─────────────── ■この本で私が共感したところは次のとおりです。 ・人生に必要なもの それは勇気と想像力とサム・マネー・・ 映画『ライムライト』での チャップリンの名セリフである・・・ けっして「ほんの少し」ではない(p10) ・日本のお金持ちのあいだで、 静かに読みつがれてきた隠れたベストセラー・・ 昭和25年に刊行された『私の財産告白』・・ 本多静六は、20代で東大農学部の助教授になり、 そのころから蓄財を開始。 そして40歳のときには100億円近い 財産を有するに至ったという(p53) ・蓄財や投資の本に、かならず 盛られている一項がある。 それは「”タネ銭”をつくれ」 というものだ(p46) ・お金を貯める最大の秘訣は 使わないことである・・ ▼続きを読む http://1book.biz/2018/06/29/juzou.html 「金持ち賢者の習慣術-あなたのマネー感覚が根底から変わる本」 小泉 十三 、河出書房新社 【私の評価】★★★☆☆(72点) [Amazonで購入する] http://amazon.co.jp/o/ASIN/4309503217/mag06-22/ref=nosim/ [楽天ブックスで購入する] ■目次 プロローグ お金に動かされる人から、動かす人へ 毎日のちょっとした心がけがあなたを「金持ち賢者」にする 1 お金を何となく使ってしまっているあなたへ 大切なお金が活きる金持ち賢者の思考習慣 2 思うように貯金がふえないあなたへ 大きなお金が貯まる金持ち賢者の蓄財習慣 3 生活レベルを落とさず貯めたいあなたへ ムダをプラスに転じる金持ち賢者の節約習慣 4 買い物も遊びも上手にしたいあなたへ 見栄を張らず充実する金持ち賢者のお財布習慣 5 貯めるだけでは満足しないあなたへ 確実に財産を太らせる金持ち賢者の利殖習慣 6 安心の老後を迎えたいあなたへ 生涯資金「一億円」を目指す金持ち賢者の投資・運用習慣 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018.07.04 07:42:52
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