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ざんねんな神さま辞典 古事記の巻 価格:1,650円 2021年令和3年 今年も宜しくお願いします。 今年も、本のソムリエさんが紹介されていたのでそのまま紹介です。 日本の神さま、天皇、日本の歴史・・・ 興味深い内容ばかりの本です。 「ざんねんな神さま辞典 古事記の巻」荒川 祐二、ヴォイス 【内容と感想】 ■正月なので古事記に関連した一冊を 紹介します。古事記(712年)は、 日本最古の歴史書です。 タイトルはブームとなった 「ざんねんないきもの辞典」を パクったものでしょうか? 古事記の簡単なあらすじと 神さまを「ざんねん度」で 説明する形となっています。 ■古事記の神話で興味深いのは、 聖書の天地創造と同じように神が この世界を作ったということ。 この土地、水、太陽、火そして 人間はどこから来たのか。 日本人も欧州人も同じように 考えたということです。 そして、そうした神話を持つ 日本の皇室が現在まで続いており、 聖書も現在まで読まれ続けている。 偶然なのかもしれませんが、 人間はそうした物語を 求めているのかもしれません。 ・神武天皇が大和の地に国を建国したのが、 紀元前660年・・・日本はギネスにも 認定されている、世界最古の国と されています(p137) ■なお、ギネスブックのサイトで見ると The oldest ruling house is the Yamato Dynasty, the Imperial House of Japan となっており、日本は世界最古の国というより 世界最古の皇室(王朝)という意味でしょう。 外国からの侵略をほどんど受けず、 日本とその文化を守れてきたのは 本当に幸運だと思います。 今後とも日本らしさを維持して いきたいものです。 荒川さん、 良い本をありがとうございました。 ─────────────── 【この本で私が共感した名言】 ・天之御中主神・・・アメノミナカヌシノカミ・・・ 「覚えにくい」という理由で、ほとんど 知られていない何とも不憫な最高神さま なのです(p16) ・イザナギとイザナミ・・・生まれた子どもは・・ 手足のないグニャグニャした得体のしれない 物体でした・・・このヒルコを海に 流してしまうのです(p20) ・最後に、「火の神」カグツチを 産んだことで、イザナミは・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.01.01 14:56:04
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