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気づけば3月、帰国まで後2週間を切った。
今日は、鳥の輸出&輸入のための健康診断を受けに、雪の降る中動物総合病院へ向かった。 その病院は、アメリカについて間もなく、キングが毛引き症でかかった獣医である。 日本でも増えてきてはいるものの、鳥専門の獣医さんは少ない。 その点、アメリカは日本よりも鳥もちゃんと診れる獣医さんがたくさんいると言っていいだろう。 簡単な健康診断をお願いした。 まずはキングから。 キングはこれまでどおり、嫌がって鳴いたり、もぞもぞと動いたりしていた。 小動物用の小型聴診器を胸に当てられたりして、診察風景は見た目にとっても可愛かったな。 キングにとってはものすごいストレスだっただろうが。 そして、ぶどう。 ぶどうは大人しく、されるがままにじーっとしていた。 目にライトを当てられちゃったりして、これまた見た目に本格的な健康診断で、なんだか可愛かった。 そして、獣医さん。 「鳥を運ぶ時には、飛べないように羽を切ったほうが安全よ。」 それはそうだ。確かにそうだ。 音や揺れでビックリした時に、狭いキャリーケージ内で二羽が暴れてしまうだろうから。 羽を切っていたほうが骨折などの危険は回避しやすくなるだろう。 早速クリップ。 サクサクサクと羽を切っていく。 二匹とも初めての羽切りでビックリしたのか、そのときばかりはキングもじっとしていた。 風切り羽が短くなって、体が小さくなったように見える二羽。 半年もすればまた元通りに飛べるようになるという。 それまでは、今までのように自由には飛べなくなってしまうから、こちらも放鳥時には注意してあげないといけないな。 以前その病院でキングの爪を切ってもらった時には、なんと10ドルもかかった。 ちなみに今回の羽クリップは8ドル。 羽は切った事がないので自分で出来ないから仕方が無いが、爪の時にはさすがにちょっとビックリした。 まさか、10ドルもとられるとは。 爪が10ドルで、羽が8ドルという料金設定が今ひとつ良く分からないが、とにかく怪我することなく無事に日本まで運べる事が第一なのである。 引越し準備はまだ完全とはいえない状態。 きっと最後の最後まで慌しく過ごす事になるだろう。 もちろん、日本に帰ってからも当分慌しい状態が続きそうだ。それこそまだ住む家も決まっていないしね。 いずれにせよ、犬と鳥と皆で無事に日本にたどり着けることを願わずにはいられない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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