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最近TVゲームの進歩に対して疑問に思う。最近のゲーム機器はすばらしい。まるで、映画を見ているようだ。しかも、その映画を自分で操作しているのだから、これほど面白いものはないだろう。
だが、本当にこのままでいいのだろうかと思う。ついこの間、PSPたるものをはじめて見た。すごい、こんな小さいヤツでプレステができる。衝撃を受けた。 これが16歳以上の人ならいい。ある程度の「加減」がわかるからだ。しかし、これが小学生の手に渡ったらどうなるだろう。すでに持ってるいる小学生も少なくはないと思う。 ゲームに熱中しすぎて、外に全くでない、友達と交流がない。典型的な「ひきこもり」となる可能性は非常に高いのではないだろうか? 「ひきこもり」というのは悪いことではない。自分で一人部屋にこもって考え事や、哲学にひたることもたまにはあるだろう。だが、これが長期間続いたらどうなる?ゲームの中の「非現実」が、子どもの中では、「これが現実」となってしまわないだろうか?子どものうちの発達の一番重要なことは、「経験・体験」である。それが、非現実的なTVゲームにばばかりいき、学力はもちろんのこと、人権的道徳観も損なわれるのではないかと思う。 例えば、人を倒していくゲームがあると思う。鬼武者とか三国無双。あのゲームは人を殺しまくるゲームだ。道徳の発達段階の小学生がこれをやりこんだらどうなるだろう。ゲームだけじゃ飽きたらず、「本当に人を刺したらどうなるんだろう」と、子どもの発達の特性である、「好奇心」が芽生える。ことを起こしてからでは遅いのだ。しかも最近のゲームは、かなりリアルに人間が描写されている。 その点、ゲームの著しい進歩はどうかと思う今日この頃である。 手軽さゆえにどこでも持っていけるPSPは、最高のおもちゃである。学校に持っていても恐らくバレはしないだろう。休み時間になっても、外にでず、ゲームばかりしている子どもたちの姿が不幸にも想像できる。 国が、日本の子どもの学力低下!と叫んでいるが、こうも学力の妨げとなるものがあれば、無理もない。別に勉強をしろと促しているわけではないのだ。ただ、ゲーム以外にもたくさん楽しいことがあるぞ、と言いたいのだ。現在の子どもたちに、ゲームばかりに目がいって、ほかの楽しさを知らないような風には育ってほしくない。楽しいこと=TVゲーム。楽しいことはゲームだけという考えにはなってほいくない。成長期にいろんなことを経験してほしい。そう願う今日この頃である。 というのが、個人的な意見である。そんな意見もむなしく、今日もゲーム技術は進歩していく。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.07.12 22:52:43
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