World PV Watcher　世界の太陽電池メーカー

　サンテックパワー（無錫尚徳太陽能）は、TCNT（台湾カーボン・ナノチューブ・テクノロジー・コーポレーション）と共同で、世界初の低コストで信頼性の高いカーボンナノチューブ太陽電池モジュールのフレームを開発した。

　サンテックとTCNTは、サンテックの高品質かつ高効率な太陽電池モジュールと、TCNTの高強度カーボンナノチューブの融合による太陽電池業界に新しいハイエンド、コスト削減技術を提供するため技術提携している。

　高強度炭素繊維およびガラス繊維複合材料を使用して、サンテックとTCNTが共同開発したカーボンナノチューブの太陽電池モジュールのフレームは、重量がこれまで使用されるアルミニウムモジュールフレームの半分になる。また、新たなモジュールフレームは、339MPaの測定曲げ強度などの固有の特性を持ち、統合されたプラスチック部品は、腐食に強く、太陽光発電プラントの課題となっている（PID）の問題を排除する能力を持つ。

　カーボンナノチューブ太陽電池モジュールのフレームは、これまで使用されてきたアルミニウムモジュールフレームに比べて大きなコスト削減の利点を実現するだけでなく、無反射黒モジュールフレームは極端な気象条件の下で広範囲で明確な利点を提供する。モジュールは、すでにIEC61215標準試験、IEC61701塩ミスト腐食試験、さらにマイナス40度で5400Paまでの高強度機械的負荷試験を含む多数の試験基準に合格した。

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