World PV Watcher　世界の太陽電池メーカー

　juwi（ユーイ）自然電力は、 福島県須賀川市で発電出力600kWの「須賀川市舘山太陽光発電所」（コーワエナジーファーム須賀川）を5月1日に完工し、6月28日に竣工式を行った。事業主であり福島でホームメンテナンスを営む有限会社コーワ建設工業（福島県郡山市）は、個人宅の除染コーディネートなども行い、復興支援に力を入れている。再生可能エネルギー普及への取り組みにも関心が高く、社屋への家庭用太陽光発電システムの導入に加え、今回、産業用太陽光発電所事業へ進出を果たした。



　須賀川市舘山太陽光発電所（福島県須賀川市舘ヶ丘字舘山）は、事業主、ファイナンス、地権者と全てが福島県内の企業および個人。年間総発電量は68万8,200kWhが見込まれている。自然電力グループは、福島県で地域に密着した再生可能エネルギー事業の普及を図りたい地域関係者の思いを汲んで、同プロジェクトの開発からEPC（設計・調達・建設）までを担当した。また、今後のO&M（運営・保守）については、事業主とjuwi自然電力オペレーションが協働して行う。

　自然電力グループは、発電事業（IPP）、事業開発から建設、運営・保守まで、メガソーラーをはじめ風力・小水力発電所の設置に必要なすべての業務を提供している。世界有数のEPC企業であるjuwiが世界で培った知識や経験を、日本の各地域やニーズに適したかたちで提供することで、日本における高品質な再生可能エネルギー事業の推進を目指す。

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