World PV Watcher　世界の太陽電池メーカー

　サンテックパワー（無錫尚徳太陽能）は、インド最大の民間発電事業者であるアダニ・パワー（Adani Power Ltd.）が開発した発電出力9.3MWの太陽光発電所に合計3万6,470枚の太陽電池モジュールを提供した。同プロジェクトはすでに完成し、完全にグリッドに接続されており、インドのグジャラート州ムンドラで約3万2,000世帯に、年間13,000MWの電力を供給する。

　インドは、急速な産業に発展と都市化により、大気汚染が国民生活に健康上の悪影響を与えている。完成した9.3MWの太陽光発電所は、グジャラート州で約1万1,000トンのCO2削減効果が見込まれる。グジャラート州は、太陽光発電プロジェクトの導入でインドの他の地域をリードしており、国の委託太陽光発電容量の3,003 MWのうち約929MWに貢献している。

　アダニ・パワーは、グジャラート州アーメダバードに本社を置くインドのコングロマリットであるアダニ・グループの電力事業子会社で、10,440 MWの発電容量を持つインド最大の民間電力生産者であろと同時に、インド最大の太陽光発電のプロデューサー。フォーチュンの2011年インド500企業リストで第334位にランクされている。

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