World PV Watcher　世界の太陽電池メーカー

　ソーラーワールド（SolarWorld AG）は、2015年の太陽電池モジュールおよびキット、ウエハおよび太陽電池セルを合わせたグループの出荷合計が1,159MWと2014年の873MWに比べて33％増加、このうち太陽電池モジュール出荷は1,108MWと前年の849MWに比べて30.5％増加し、2015年の連結売上高も7億6,300万ユーロと前年の5億7,300万ユーロに比べて33％増加した。




　2015年に、税引前利益に特別損益、支払利息および減価償却費を加算したEBITDAは4,080万ユーロと、従来公表値の3,500万ユーロに比べて増加した。なお、2014年のEBITDAは160万ユーロ。2015年の支払金利前税引前利益であるEBITは、従来見通しのマイナス1,000万ユーロに対してマイナスマイナス420万ユーロで、2014年のマイナス4,380万ユーロから大幅に改善した。



　ソーラーワールドは、2016年出荷量は2015年の1,159 MWに比べて20％以上の成長を見込んでおり、2016年3月中旬にはすでに800MW以上の受注を獲得している。出荷拡大にともないグループ売上高は、2016年に前年の7億6,300万ユーロに比べて20％以上の増加を見込み、10億ユーロ達成を目指している。



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