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2017/02/13(月)13:52

ソーラーワールド、2016年出荷量は1,375MWで前年比19%増加

ソーラーワールド(SolarWorld AG)(20)

 ソーラーワールド(SolarWorld AG)は、2016年のグループ全体の出荷量が1,375MWで前年の1,159MWに比べて19%増加した。連結売上高は8億300万ユーロで前年の7億6,300万ユーロに比べて5%増加した。  EBITDA(税引前利益に、特別損益、支払利息および減価償却費を加算した値)は、2019年までの営業活動に重点を置く措置のための1,200万ユーロの引当金を含め、前年の4,100ユーロに比べてマイナス2,600万ユーロであった。 €-99(2015:-4)百万ユーロ。 これには、現金に関連しない2,500万ユーロの固定資産減損による一時的影響が含まれる。  同社は2016年12月31日現在、8,800万ユーロの流動資金があり、前年同期の1億8,900万ユーロから大幅に減少したが、流動性は2016年9月30日の8,400万ユーロから2016年第4四半期に改善した。  同社は、2017年に単結晶高効率製品に事業活動を集中させる計画。これにより、生産、販売、間接費の費用が大幅に削減され、2019年までに従業員数を約400人削減される。同時に、同期間にモジュールの出荷量は約2GWに増加する。  ソーラー市場は依然として厳しい競争を続けるが、極端な価格下落の影響を受けないとの前提で、同社は2017年のEBITは2016年と比較して上昇すると予測している。また、2017年出荷量は増加を予想しており、連結売上高は前年水準を維持できると見込んでいる。  ソーラーワールド(SolarWorld AG)の基本情報と関連記事

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