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2017/09/01(金)16:38

サステナジー、宮城県で農業と両立する4MWのソーラーシェアリング

その他日本企業(2935)

 再生可能エネルギー事業を専門に取り扱うサステナジーは、「登米善王寺太陽光発電所(発電容量2MW/宮城県登米市)」および「加美八幡堂太陽光発電所(同2MW/宮城県加美郡)」で、太陽光発電とキクラゲ栽培を両立するソーラーシェアリング事業を開始する。  同プロジェクトは、2017年6月より太陽光発電パネル下部の農地でキクラゲの栽培を開始し、全ての面積を使用して栽培すると年間約4万kgの収穫量になる。また、2017年9月末に発電を開始し、全量を東北電力へ売電する予定。  この案件では、日立キャピタルが太陽光発電設備のプロジェクトファイナンス型リースを提供し、大和ハウス工業が設計・調達・建設(EPC)および保守(O&M)を行う。  ソーラーシェアリングは、農地の有効活用と再生可能エネルギーの普及を目的に、営農の継続を条件に耕作放棄地などを一時転用し、営農を継続しながら上部の空間に太陽光発電システムを設置するもの。耕作放棄地の有効活用や新たな雇用創出などによる地域の活性化が見込める事業モデルとして、ソーラーシェアリングを行う設備を設置するための農地転用許可の件数はこれまで累計770件以上あり、一層の普及が期待されている。 ​その他日本企業の関連記事​

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