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テーマ:ニュース(100411)
カテゴリ:その他米国企業c
薄膜プロセス装置の大手メーカーであるビーコ(Veeco Instruments Inc.)は、ウルトラテック(Ultratech Inc.)の買収などによる事業統合を経た収益基盤の多様化で、2018年第2四半期売上高が1億5,780万ドルと前期比0.5%減少したが前年同期比40.6%増加し、売上高粗利益も5,540万ドルと前期比2.3%減少ながら前年同期比54.5%増加したものの、営業損失が2億6,120万ドル、当期損失が2億3,760万ドルと赤字幅が大幅に拡大した。 同社の上半期業績は、売上高が3億1,640万ドルと前年同期比53.0%増加、粗利益も1億1,210万ドルと59.3%増加し、粗利益率は35.4%と前年同期の34.0%から増加したが、営業損失2億7,260万ドル、当期損失2億5,350ドルと赤字幅が拡大している。 同社は、半導体製造機器の開発製造・販売を手掛けるウルトラテックの統合を通じて相乗効果を生み出す進展を続け、シンガポールの製造現場の1つを閉鎖して製造能力を合理化するための措置を開始、2019年第1四半期末までにこのイニシアチブを完了し、年間約200万ドルの節減を見込んでいる。 同社は、第3四半期に売上高1億3,000万~1億4,000万ドルを見込んでおり、GAAPベース純損失700万~1,200万ドル、希薄化後1株当たりGAAP損失は0.15~0.25ドルを予想している。また、非GAAPベース営業利益は400万~900万ドル、希薄化後1株当たり非GAAPベース利益0.03~0.13ドルを予想している。
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Last updated
2018.08.13 09:10:06
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