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テーマ:ニュース(100376)
カテゴリ:その他欧州企業
ドイツに本拠地を置くセーフレイ(saferay)は、大分県別府市で同社にとって日本で7番目のユーティリティ規模の太陽光発電所となる出力27MWの別府太陽光発電所を竣工した。同事業の完成により、同社の日本における太陽光発電所出力容量の合計は80MWに達しており、さらに出力容量が合計100MWに相当する太陽光発電所を建設中。 同事業は、大分県宇佐市に拠点を置く辻田建機と共同開発したもので、90年代初めに閉鎖された娯楽施設の志高ユートピア跡地を利用をしている。同発電所は、一般家庭5,000世帯に当たる電力を発電し、年間約2万4,000トンのCO2排出を削減するとともに地球温暖化防止に寄与する。 建設期間の6ヶ月にわたり作業員300人以上を動員して、世界での経験を活かしながら土木工事、自然水流調整システム、または流速抑制、貯留自然排水システム導入などのICT(情報通信技術)を駆使した造成工事を行い太陽光発電パネルおよび周辺基材の設置工事をし、太陽光発電所を建設した。 別府地域の一員として、また、再生可能エネルギーの利点をさらに知ってもらうため、同社は立命館アジア太平洋大学(APU)や資源循環管理・国際プログラム(IMAT)の学生向けにワークショップも提供してきた。講義では、太陽光が科学、地域、環境、自治体や国の経済に与える影響などを扱っている。受講者が作成した本事業の影響評価の結果は、発電所北西端を通る九州オルレの道に沿って建設される展望デッキに展示予定。 同事業のプロジェクトファイナンスは、北ドイツ州立銀行(Norddeutsche Landesbank)シンガポール支店に幹事金融機関となった。日本でセーフレイが同行とプロジェクトファイナンスを行うのは別府太陽光発電所で2回目。
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Last updated
2018.11.17 20:13:35
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