カナディアンソーラー、ブラジルの114MWプロジェクトで資金確保

　カナディアンソーラー（阿特斯陽光）は、ブラジルのペルナンブコ州北東部で計画を進める発電容量114MWpのSalgueiro太陽光発電プロジェクト開発のため、中南米最大の地域開発銀行であるBNB（Banco do Nordeste S.A.）から、2億9,500万ブラジルレアル（約86.7億円）の資金を確保した。 　同プロジェクトは、2017年12月と2018年4月の過去2回のブラジルA-4エネルギーオークションでカナディアンソーラーが獲得した478MWの太陽光発電ポートフォリオの一部。Salgueiroプロジェクトは、20年間のインフレ連動電力購入で、ブラジル電力商業化会議所（CCEE）との合意（PPA）に達している。 　同発電所は、2020年半ばまでに商業操業を開始する予定で、同施設はモジュールの両側から発電することができる28万6,000以上のカナディアンソーラー製高効率バイフェイシャルモジュール「BiHiKu」を利用しする。 　資金調達パッケージは、ブラジルのTFC（Constitutional Funds Interest Rate）に基づき、20年間にわたる包括的な限定遡求構築および非遡求業務債務からなる。Salgueiroプロジェクトは、BNBが資金提供するカナディアンソーラーの2件目のプロジェクト。1件目は、2018年の115MWのPirapora IIプロジェクトに対し3億6,600万レアルが提供されている。 ​カナディアンソーラー（阿特斯陽光）の基本情報と関連記事​