|
テーマ:ニュース(100376)
カテゴリ:その他欧州企業
ABBとイタリアのFIMER S.p.Aは、FIMER社がABBのソーラーインバータ事業を買収することで7月9日に合意した。これにより、ABBは他の成長市場にビジネスポートフォリオを集中させる。 ABBのソーラーインバータ事業は、30ヶ国以上に約800名の従業員とイタリア、インド、フィンランドに製造および研究開発拠点を持つ。今回の取引には2013年にABBのディスクリートオートメーションおよびモーション事業部門が買収したPower-One社のソーラーインバータ事業が含まれる。 同事業は、様々な太陽光発電設備向けの製品、システムおよびサービスの包括的なポートフォリオを提供する。現在、ABBのエレクトリフィケーションビジネスの一部で、2018年売上高は約2億9,000万ドル。 両社は、顧客と従業員に関する円滑な体制移行を確保。FIMER社は、すべての既存のワランティ(保証)を順守し、ABBはFIMER社に事業およびその債務を引き継ぐことを補償する。 その結果、2019年第1四半期に約4億3,000万ドルの税引後営業外費用計上が見込まれ、2019年度の上半期業績に影響を与える見通し。この費用の約75%は、ABBが取引終了日から2025年までにFIMER社に支払うキャッシュアウトフローとなる予定。また、ABBは、2019年下期にカーブアウト関連分離費用として最大4,000万ドルを見込んでいる。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019.07.11 09:33:04
コメント(0) | コメントを書く
[その他欧州企業] カテゴリの最新記事
|