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テーマ:ニュース(100366)
カテゴリ:その他日本企業
デンマークのBagsværdに本社を置くグローバル製薬企業のノボノルディスクファーマ(東京都千代田区)は、国内唯一の生産拠点である郡山工場(福島県郡山市)に太陽電池総容量446.4kWの太陽光発電設備を導入する。太陽光発電設備の施工開始は2020年3月下旬、稼働開始は7月1日を予定している。 同社は、日本で郡山工場の敷地の一部(設置総面積2,364㎡)に、NTTグループが所有する太陽光発電設備を導入し、発電した電力を自家消費することで、環境負荷への低減を図る。導入する太陽電池パネルはシャープ製出力310Wの単結晶パネルで設置総数1,440枚。 郡山工場は、2016年に「グリーン電力証書設備」への参加により電力の再生可能エネルギー化100%を達成し、さらに「グリーン熱証書設備」への参加によりすべての利用エネルギーをCO2を排出しないエネルギーに転換したことで2018年にCO2排出量ゼロを実現している。 今回の太陽光発電設備の導入により得られる年間想定発電量は502.8MWhで、郡山工場で年間使用される電力の約22%に相当する。また、太陽光発電でカバーしきれない部分の電力は、国が認証する「J-クレジット」など、環境価値を含む電力に切り替えることで、郡山工場のオペレーションで使用されるエネルギーは100%再生可能エネルギーを継続する。 ノボノルディスクは、財務、環境、社会の3つの側面に対し責任をもって事業活動を行うことを経営原則として持続可能なビジネスを推進している。環境への負荷軽減は企業の社会的責任であると同時に、長期的にビジネスを成功させる基盤と考え、環境戦略「Circular for Zero(サーキュラーフォーゼロ)-循環型ビジネスで環境負荷ゼロを実現する-」のもと、環境への影響を最小限にする取り組みを世界中で行っている。
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Last updated
2020.02.22 13:13:29
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