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2020/04/30(木)20:35

GFなど4社、鹿児島県で出力100MWの太陽光発電運開

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 GF(徳島県阿南市)、京セラ、九電工、東京センチュリーの4社は、共同出資する「鹿屋大崎ソーラーヒルズ合同会社」が建設を進めてきた九州最大級となる出力約100MWの太陽光発電所「鹿屋大崎ソーラーヒルズ太陽光発電所」を、3月10日に営業運転開始した。  鹿屋大崎ソーラーヒルズ太陽光発電所(鹿児島県鹿屋市串良町細山田及び曽於郡大崎町野方)は、鹿屋大崎ソーラーヒルズ合同会社(出資構成:GF72.7%、京セラ9.1%、九電工9.1%、東京センチュリー9.1%)が事業主体となり、総投資額約400億円で2017年4月3日に建設工事を開始した。 発電所の事業用地は、30年以上前にゴルフ場建設計画が中止された土地で、地元で長く有効活用が望まれており、GF、京セラ、九電工、東京センチュリーの4社は、2014年1月より発電事業の検討を開始していた。  同発電所は、合計約225万㎡の事業用地に京セラ製太陽電池モジュール35万6,928枚を設置し、年間予想発電量約117,000MWhと一般家庭約3万9,300世帯分の年間電力消費量に相当し、年間約6万2,420トンのCO2排出削減に貢献する。  発電所の設計・施工は、鹿屋大崎ソーラーヒルズ建設工事共同企業体(九電工・GFによるジョイントベンチャー)が担当し、発電した電力は九州電力に売電する。同発電所は、①造成工事を極力行わない環境調和型太陽光発電所で、②急斜面など地山なりに太陽電池を設置した新工法の実現(スパイダーマシン、斜面地用架台の導入)、③月間10MWの急速システム施工による工期短縮、などが特長。 ​その他日本企業の関連記事​​

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