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テーマ:ニュース(100360)
カテゴリ:その他中国企業
大手太陽電池メーカーのLONGi(隆基楽叶光伏科技有限公司/LONGi Green Energy Technology Co., Ltd.)は、東南アジア最大の太陽光発電所であるベトナム・ダクラク省の出力831MW(AC600MW)の「スアンティエン・エアスップ(Xuan Thien Ea Sup)太陽光発電所」の第1期に、太陽光発電パネル(太陽電池モジュール)「Hi-MO 4」シリーズ273MWを供給した。 同発電所は約200万枚の太陽光発電パネル、500kV・1200 MVAの変電所、全長22.2㎞の500kV送電線を備え、現時点で東南アジア最大の太陽光発電所とされている。推定建設費20兆ベトナム・ドンで建設された同発電所は、開発者、物流パートナー、LONGiを含む機器サプライヤーの共同の取り組みにより、当初の完成予定日より5ヶ月早く稼働した。 発電所の建設は2020年4月に着工し、LONGiは太陽光発電パネルを発電所向けに273MW供給する契約を同年5月に締結、納期を大幅に前倒しして納品を完了した。2020年11月15日にスアンティエン(Xuan Thien)グループが運転を開始した公益事業規模の太陽光発電所の年間推定発電電力量は15億kWhになる。 ベトナムでは予想される電力不足をグリーンエネルギーで補うため、国家主導で大規模な太陽光発電所を建設する数多くのプロジェクトが進行中。ベトナムの中央高地に位置するダクラク省は、十分な日射と広大な遊休地に恵まれ、太陽光発電にとても適している。このため、スアンティエングループは、この発電所の容量を2022年初までに2,800MW(AC2,000MW)に拡大し、年間で約50億kWhの発電電力量を国の電力システムに供給する計画。
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Last updated
2020.12.04 09:30:05
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