World PV Watcher　世界の太陽電池メーカー

　LONGi（隆基楽叶光伏科技有限公司／LONGi Green Energy Technology Co., Ltd.）は、米国のRETC（Renewable Energy Test Center）が発表した、2020年の「Photovoltaic Module Index Report（太陽電池モジュール・インデックス・レポート）」（PVMI）で、2019年の受賞に続いて、RETCによる世界の太陽電池モジュールの包括的評価の結果、卓越した成績により再び受賞した。

　信頼性、性能、品質の3つの指標でLONGiの性能は、同賞を受賞した3社のうちの1社に認定され、更に同社は、8つの個別テスト全てで良い成績を収めた唯一のモジュールメーカーとなり、単結晶モジュールの高い信頼性と優れた性能が際立った。

　PVMIでは、RETCが実施する信頼性、性能、品質の各指標内での関連テストの上位概念、そして最先端のメーカーと産業進化の現状を示すものとして認識されているテストデータのサンプルを報告している。

　総合的な「High Achiever」として表彰され、8つの個別テスト全てで確かな最高成績を示したことは、信頼できる製品を顧客に提供するというLONGiの一貫した哲学の証しをまた一つ増やした。LONGiは、世界をリードする太陽光発電技術企業として、設計から製造に至るまで製品の信頼性に重点を置き、信頼性が高く付加価値のある太陽電池モジュールを顧客に提供している。

　モジュールの設計は、関連する光学、電気、機械モデルを使用した理論的シミュレーションから開始。モジュールの出力、効率、発電量、信頼性はすべて、設計が確定する前に検討される。モジュールのBOM（セル以外の部材）の選択に関して、同社は非常に慎重なアプローチを常に維持し、長期的な製品の信頼性を確保している。

　さらに、LONGiはガリウムドーピングを使用して単結晶PERCモジュールのLID（光誘起出力低下）を制御し、さらに水素パッシベーション工程を最適化してLeTID（高温光誘起劣化）を軽減している。

　一方、モジュールの信頼性を確保するために、LONGiは標準のテスト要件を超えて、有名な研究機関や第三者専門機関での結果に基づいて様々な差別化されたテスト方法を確立している。製造工程に関しては高度に自動化された設備が効率を向上させるだけでなく、生産の安定性確保にも役立ち、また包括的な品質管理システムは製品の卓越性を確保している。

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