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テーマ:ニュース(100338)
カテゴリ:その他欧州企業
自動車排気ガス浄化向けなどの産業用各種触媒や、貴金属化合物など化学品の製造・販売を行うジョンソン・マッセイ(JM:Johnson Matthey PLC)は、ポーランドのコニンにあるバッテリー正極材料工場が、生産初日から再生可能資源の電力供給だけで稼働する。 JMは、太陽光と風力への投資に焦点を当てた再生可能エネルギーのヨーロッパ有数の生産者および販売業者であるAxpo Polska sp.z.o.o社と契約を締結した。Axpo Polska sp.z.o.o社は、コニンにあるJohnson Mattheyの新工場に再生可能電力を供給する。 同工場は、2022年に稼働を開始し、2024年に生産する自動車プラットフォームに供給する予定。100%再生可能エネルギーを使用することで、工場のCO2排出量が大幅に削減され、ポーランドの低炭素経済への移行をサポートする。 コニンの新工場は、PHEV / BEV自動車用バッテリー使用向けに設計されたJMの高度なニッケルリッチ正極材料の一種であるeLNOの商品化における大きな一歩を示している。eLNOは、再生可能エネルギーを100%使用して生産を行うため、持続可能なバッテリーのバリューチェーンに貢献する強力な環境適性がある。 生産初日から100%再生可能エネルギーを確保することは、JMの現在と将来の持続可能性への取り組みを示しており、電池材料事業が生産を拡大するにつれて、新しい長期再生可能エネルギー供給を開発するための戦略的パートナーシップに投資するJMの計画の第一歩を表す。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021.01.29 15:39:08
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