オランジュ、kintone活用のO&M業務管理システム構築

　太陽光発電のO&Mサービスを提供するオランジュ（横浜市西区）は、サイボウズが提供するノンプログラミングの業務クラウドシステムkintoneを活用した「（太陽光発電）O&M業務管理システム構築サービス」の提供を開始する。 　長期安定稼働が求められる太陽光発電事業の成功には、長期に亘る細やかなO&M管理が必須。しかし、多くの太陽光事業者（O&Mサービス事業者、EPC事業者、発電事業者）は、Excelなどでの管理に依存しており、多数の管理発電所に対する様々なO&M取組み（遠隔監視・障害対応・定期点検・改修工事・その他対応等）、その未来予定から過去履歴までの全てをExcelなどで管理するには限界がある。 　そこで、創業来10年間、独立系の太陽光メンテナンス専業会社として1,300ケ所以上の発電所にO&Mサービスを提供してきたオランジュは、「O&M業務経験で培われた知見とノウハウ」×「サイボウズ社が提供する業務クラウドサービス“kintone”」により実現したO&M業務管理システムを業務インフラとして活用してきた。 　世界が脱炭素を目指す中、「より多数の発電所を、よりきめ細やかに管理し、より効率的に運用していく」必要がある。こうした中、オランジュは自らがシステム構築し活用してきた経験を基に、システムの企画から改善までを一気通貫で提供する「O&M業務管理システム構築サービス」を、太陽光事業者に対して提供開始する。 　オランジュのO&M業務管理システムは、「発電所情報」を起点とし、O&M管理に必要なあらゆる業務情報を一気通貫で管理・共有でき、情報の最新化・履歴管理・備忘通知など、O&M業務を確実かつ効率的に行える。 　さらに、アセットマネジャーにとって必須アセッな、各種業務管理・ステークホルダー管理・資産管理・予実管理等の必要機能を追加開発することで、トマネジメントシステムへの拡張が可能。 ​その他日本企業の関連記事​​