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テーマ:ニュース(100343)
カテゴリ:その他中国企業
通威集団の通威股份有限公司(Tongwei Co.,Ltd.)は、需要拡大に対応して生産能力を拡大し、高純度結晶シリコンで年産8万トン、太陽電池で35GWへの拡大を背景に、2021年上半期の太陽電池およびモジュール販売量が14.93GWと前年同期の7.75GWに比べて92.7%増加とほぼ倍増した。 同社の主要生産拠点は、高純度結晶シリコン事業は四川省楽山、内モンゴル自治区包頭、雲南省保山にあり、太陽電池事業は四川省双流、四川省金堂、四川省眉山、安徽省合肥にあり、需要に応じて生産・運営を調整し、下流のモジュールメーカーに直接販売している。 同社は、高純度結晶シリコンで年産5万トンの楽山2期、同5万トンの保山1期、および同5万トンの包頭2期と合計生産能力15万トンの新工場建設を開始した。このうち、2021年末までに楽山2期および保山1期の合計年産10万トンのプロジェクトが稼働を開始、その時点で同社は18万トン以上の高純度結晶シリコン生産能力を持つ。さらに、5万トンの包頭2期は2022年の完成・稼働予定。 これにより同社は、2022年末までに高純度結晶シリコン生産能力を年産33万トン、太陽電池は55GW以上に拡大する。 太陽電池は、市場の大型製品開発の動きに対応した製品揃えを手掛け、2020年に眉山1期の7.5GW 21X大型太陽電池プロジェクトを開始、眉山2期の7.5GW、金堂1期の7.5GWを開始した。さらに、トリナソーラーとの共同により15GWの太陽電池プロジェクトを2期で構築する予定で、そのうち第1期は7.5GWで2021年中に完成し、2022年上半期に第2期の7.5GWが完成する。2022年に同社の太陽電池の総生産能力は55GWを超える見通し。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021.08.25 09:00:06
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