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テーマ:ニュース(100358)
カテゴリ:その他中国企業
LONGi(隆基股份)は、P型シリコン・ヘテロ接合技術(HJT)太陽電池の変換効率が26.12%のと世界新記録を達成した。 この新記録は、ドイツ・ハーメルンの太陽エネルギー研究所(ISFH)による試験で検証されたもので、M6(274.3㎠)規格フルサイズのガリウム・ドーピングP型単結晶シリコンウエハで達成し、これはこれまでのP型太陽電池セルの中での最高の変換効率でもあり、HJT量産技術の低コストでの実現可能性がさらに明らかになった。 セル変換効率は、本年3月発表の25.47%から0.65%向上しており、LONGiの技術革新による産業発展への継続的なコミットメントを実証している。LONGiのR&D(研究開発)チームは、P型HJT用ウエハの抵抗率や寿命などの性能指標に対する要求の高まりに応え、単結晶シリコンインゴット引き上げプロセスの改良を行った。 界面不動態化と窓層微結晶化プロセスの継続的な開発により、短絡電流(Isc)、開放電圧(Voc)、フィルファクター(FF)の面で、それぞれ1.06%、0.3%、1.1%と大幅にセル効率を向上させることに成功した。 世界をリードする太陽光発電テクノロジー企業として、LONGiは継続的な技術革新を通してエンドユーザーに高い価値を提供する記録を長期に渡り保持しており、新しい太陽電池技術における同社の主導的地位を確固たるものにしている。 2021年だけでも、同社はセル変換効率の世界記録を7回更新しており、N型TOPConは25.21%、P型TOPConは25.19%、N型HJTのセル変換効率は26.30%に達し、このうちN型HJTは2022年6月に26.50%を達成した。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022.09.26 09:08:44
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