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テーマ:ニュース(100356)
カテゴリ:その他日本企業
LONGi(隆基股份)は、財務面の安定性と生産能力により、ブルームバーグ・ニュー・エナジー・ファイナンス(BNEF)の2022年「PV Module and Inverter Bankability」レポートで、世界市場で100%バンカブルであると再び評価された。 このランキングは、BNEFが世界の太陽光発電産業関係者を対象に毎年行っている太陽電池モジュール(太陽光発電パネル)のブランドと新技術に関する調査によるもの。調査対象は銀行などの資金提供機関、EPC(設計・調達・建設企業)、 そして独立系発電事業者(IPP)で、融資を利用した太陽光発電所の総容量で557GW相当に関わった組織の技術アドバイザーに回答を求めた。調査結果では、全回答者がLONGiのバンカビリティを認め、さらに同社の信頼性を強く認めた。 BNEFは、4万件以上の太陽光発電所の資産情報の詳細が含まれている再生可能エネルギー資産データベースにより、実際に市場に導入された容量ベースで、融資利用太陽光発電所で採用されたモジュールブランドの記録を追跡している。この中で、2020年以降、LONGi製品が採用された融資利用太陽光発電所の合計容量は4.7GWに達し、モジュールメーカー上位10社で№1であることが明らかになった。 メーカーの財務安全性は、太陽光発電所への融資時に銀行が重点的に考慮する評価要素の一つ。BNEFは、アルトマンZスコアに基づきメーカーが今後2年以内に倒産するリスクを評価している。スコアが高いほど、そのメーカーの倒産リスクが低くなるとみなされる。LONGiは、優れた財務安全性により、最も高いスコアを獲得することが多いモジュールメーカー2社のうちの1社。 BNEFの調査では、新しいモジュール技術についての洞察も提示されており、業界では182㎜規格が主流サイズとなっていることを示している。標準化された182㎜モジュールの場合、バックシート、ガラス、EVAおよびアルミフレームの供給が確実で、 さらに182㎜モジュールの幅は、追尾型架台への取付の互換性も高いとみられている。
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Last updated
2022.12.20 09:11:45
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