World PV Watcher　世界の太陽電池メーカー

　ファーストソーラー（First Solar, Inc.）は、世界的な太陽光発電事業者のライトソースbp（Lightsource bp）から、4GWの高機能薄膜太陽電池モジュールを受注した。2026年から2028年の納入予定で、米国のライトソースbpのプロジェクトに電力供給が見込まれてる。

　この最新の取引は、2021年に署名された最大4.3GWのライトソースbpによる従来の受注に続き、同社はファーストソーラーの超低炭素太陽電池技術の世界最大のユーザーの1つになる道を歩む。

　この取引には、ファーストソーラーのシリーズ6 Plus および次世代のシリーズ7 モジュールの注文が含まれる。カリフォルニア州とオハイオ州の研究開発センターで設計および開発されたファーストソーラーの高機能薄膜太陽電池モジュールは、品質、耐久性、信頼性、設計、および環境性能で業界の基準を打ち立てた。

　ライトソースbp は、太陽光発電業界で循環性を促進するリーダーで、そのため全てのプロジェクトで太陽光パネルのリサイクルに取り組んでいる。この誓約の一環として、ライトソースbp は、ファーストソーラーの高機能リサイクルプログラムを使用して、寿命が尽きたモジュールを管理することも約束している。

　ファーストソーラーは、ソーラーパネルのリサイクルのパイオニアで、アルミニウム、ガラス、ラミネートなどの他の材料も回収しながら、新しいモジュールで使用するための閉ループ半導体回収を提供する高度なリサイクルプログラムを運用している。

　さらに、ライトソースbp は、スコープ1、2、および3 の温室効果ガス(GHG)排出量を削減する目標を設定しており、スコープ1および2のGHG 排出量を削減する目標も設定しているファーストソーラーと協力できることを誇りに思っている。重要なことに、ファーストソーラーは、持続可能なエレクトロニクスの電子製品環境評価ツール (EPEAT) グローバルレジストリに自社製品が含まれている最初のPV メーカー。

​ファーストソーラー（First Solar, Inc.）の関連記事​​