大全能源、上期ポリシリコン出荷7万6,384トンと79.6%増加
新疆大全新能源有限公司(Daqo Energy)は、2022年第2四半期のポリシリコン生産量が3万5,326トンと前期の3万1,383トンに比べて12.6%増加し、前年同期の2万1,102トンに比べて67.4%増加した。販売量は3万7,545トンと前期の3万8,839トンに比べて3.3%減少したが、前年同期の2万1,060トンに比べて78.3%増加した。 これにより、上半期のポリシリコン生産量は6万6,709トンで、前年同期の4万1,287トンに比べて61.6%増加し、販売量は7万6,384トンと前年同期の4万2,531トンに比べて79.6%増加した。 同社のポリシリコンの平均総生産コストは、2022年第1四半期の10.09 ドル/kg と比較して、2022年第2四半期は7.26ドルに低下した。また、ポリシリコンの平均現金コストは、2022年第1四半期の9.19 ドル/kg と比較して、2022年第2四半期は6.51ドルに低下した。 これに対し、ポリシリコンの平均販売価格(ASP)は、2022年第1四半期の32.76 ドル/kg と比較して、2022年第2四半期は33.08 ドルに上昇している。 同社は、2022年第3四半期のポリシリコン生産量は3万1,000~3万2,000トンを見込んでいる。2022年上半期の運用実績が予想を上回ったため、2022年通年生産見通しは、従来見通しの12万~12万5,000トンから12万9,000~13万2,000トンに引き上げる。これには、年次施設メンテナンスの影響が含まれる。大全能源(Daqo Energy)の関連記事