カナディアンソーラー、ミシシッピ州で100MWのPV完成
カナディアンソーラー(阿特斯陽光)は、全額出資子会社のリカレント・エナジー(Recurrent Energy, LLC)が、ミシシッピデルタのルールビル近くで100MWの再生可能な太陽光発電所の建設を完了し、Entergy Mississippiの46万1,000人の顧客にクリーンエネルギーを提供する。サンフラワー太陽光発電所はミシシッピ州最大の太陽光発電設備で、1万6,000世帯に電力を供給するのに十分なエネルギーを提供する。 リカレント・エナジーは、Entergy Mississippiのサンフラワー太陽光発電所を開発・建設した。同発電所は、施設の存続期間中リカレント・エナジーが所有する。同プロジェクトは、米国でBuild Transfer Agreement(BTA)に基づいて建設された初のユーティリティ規模の太陽光発電プロジェクトの1つ。 同社は、2018年にEntergy MississippiとBTAに署名し、同プロジェクトが商業運転に達したときに、規制対象の公益事業者が所有することを指定した。BTAは、2020年4月にミシシッピ公務員委員会によって満場一致で承認された。 同プロジェクトは、州の歴史の中で再生可能電力の最大の拡張となる最初の発電設備。「グリーンエネルギーによる経済開発」のためのEDGEと呼ばれるプログラムの下で、Entergy Mississippiは、今後5年間で、一部の老朽化した天然ガスプラントを1,000MWの再生可能エネルギーに置き換えることを計画している。 サンフラワー・プロジェクトでは、ミシシッピのベンダーと建設労働者を雇用した。Kosciuskoに本拠を置くAttala Steel Industriesは、基礎用に2,475トンの鉄鋼を供給した。さらに、ジャクソンに本拠を置くA-1 Kendrick Fence Companyが境界フェンスを設置した。プロジェクトの建設に費やされた労働時間の半分以上は、その地域と周辺の郡の地元の労働者からのもの。Signal Energy LLCがEPCプロバイダーを務めた。 エミッション・フリーの再生可能エネルギープラントは、サンフラワー郡の約1,000エーカーにあり、ルールビルにあるエンタージーの送電網に接続している。同発電所は、27万2,000枚のPVモジュールを備えた単軸追尾型太陽光発電システム。カナディアンソーラー(阿特斯陽光)の関連記事