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カテゴリ:映画
ジャパニメーションの先駆者押井守監督作品。「これぞ押井」って作品なんだけど…。機械(コンピュータ)と人間(魂)の近未来的な世界観を作り上げている。『GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊』の続編と言うことだけど、難解さでは前作を遙かに凌駕している。
人々が電脳化された近未来。少女型の愛玩用ロボットが暴走し、人間を殺傷するという事件が頻発する。公安9課の刑事バトーは、相棒トグサと共に捜査に乗り出すが、自らの脳にハッキングを受ける。妨害を受けながらも、ロクス・ソルス社の犯罪を暴く。 押井らしいと言えば押井らしい。「虚」と「実」と言えばいいのか、言葉は違えどもそんな様な「もの」がテーマ。『パトレイバー』でもそうだったが、哲学や聖書を引用して、とにかく、わざと難解に作っているとしか思えない。これを見て普通に分かる人いるのかなぁ。前半は、そんな難解な台詞が続き、せっかくのサスペンス的な要素が台無し(かえって盛り上がるって感想もありなのか?)だと思った。後半、展開が早くなってからは何とか見られたのだが…。こういった世界観は嫌いじゃないんだけどなぁ…。 CGも手書きの部分との違和感を感じた。もともと、押井作品は手書きの所も書き込まれているのだが、CGとのバランスが悪いように感じた。実写でやっても十分できるのでは? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.02.07 14:38:11
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