はじめのいっぽのてまえ

2016/10/17(月)08:48

砂上の法廷

映画(143)

砂上の法廷 [ キアヌ・リーヴス ]  ■レビュー内容   【評価】お暇なら 法廷ものは、はずれ無しが僕の持論なんだが、これは、法廷ものって感じがしない。ハラハラ感、爽快感がほとんどない。正義が勝たない、事実が明らかにならない法廷ものってありなのか。  ミステリーとしては秀逸。法廷で語られる証言と食い違う事実「嘘」をフラッシュバックで見せる。映画を見ている側に証言と違う事実を見せ、思考を誘導していき、さらに覆す。脚本が良いのか演出がいいのか、物語は面白い、爽快感はないが…。 ■あらすじ【ネタバレ注意】■ キアヌ・リーブスが真実を追い求める弁護士を熱演した法廷ミステリードラマ。  莫大な資産を持つ大物弁護士が自宅で殺害され、17歳の息子が容疑者として逮捕された。少年は完全黙秘を続け、敏腕弁護士ラムゼイが少年の弁護を引き受けることに。法廷でも何も語らない少年をよそに、多くの証人たちが少年の有罪を裏付ける証言を重ねていく。やがてラムゼイが、証言のわずかなほころびから証人たちの嘘を見破ると、裁判の流れが変わりはじめる。そんな矢先、少年がついに沈黙を破り、驚くべき告白をする。  リーブスが正義感あふれる弁護士ラムゼイに扮し、少年の母親役をレニー・ゼルウィガーがミステリアスに演じた。監督は、前作「フローズン・リバー」がアカデミー賞のオリジナル脚本賞ほか2部門にノミネートされた実績を持つコートニー・ハント。脚本は「悪魔を憐れむ歌」のニコラス・カザン。

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