■レビュー内容
【評価】お暇なら
第6章最終章、ほとんどが始まりを予感させる終わり方だったかなぁ。サーセイにしてはおおざっぱ過ぎな解決方法だったね、一掃は出来たけど…。しかし、ジョンはまずい戦い方だよなぁ~、指揮官には向いていないな。
■あらすじ【ネタバレ注意】■
親方たちの攻撃にデナーリスらは、3人の親方を講和交渉と称し呼び出し、親方たちに降伏を要求、親方たちが拒否するとドラゴンが舞い降りる。ミーリーンの門前ではドスラク人を率いるダーリオが、解放奴隷を襲っていたハーピーの息子たちを蹂躙する。グレイ・ワームの呼びかけで、親方たちの護衛は主人を見捨てて逃げだし、ティリオンは3人の親方たちに降伏を求め、代償として1人の命を差し出せと言う。2人がイェッザンを差し出すと、グレイ・ワームはイェッザンを助命し、残りの2人を殺す。ティリオンは降伏を命じ、報復と奴隷制の復活を禁じる。
シオンとヤーラがデナーリスに拝謁する。デナーリスがヤーラの塩の玉座への要求を支持し、鉄諸島の独立を許してくれれば鉄水軍の100隻の船と船方を提供すると言う。デナーリスはヤーラに自分を七王国の女王と認めさせ、軍紀を正すことを条件にヤーラと手を結ぶ。デナーリスはウェスタロスに侵攻を開始。愛人のダーリオをミーリーンに残し、ティリオンを女王の手に任命する。
ウィンターフェル城の前で、両軍は対峙する。ラムジーはリコンを解き放ち、ジョンの陣まで逃げさせるゲームを始める。リコンは走り、ジョンは単騎で突出し迎えに行くが、ジョンの目の前でリコンは射ぬかれて殺される。ジョンは、単騎でラムジーの大軍に突進、ジョンを救うためにダヴォスは騎兵の突撃を命じる。まんまとラムジーの策にはまり、ジョンの軍は包囲殲滅の危機に陥る。そこに角笛が聞こえ、ベイリッシュが率いる谷間の騎兵の大軍が現れ、ラムジー軍の歩兵を後方から蹂躙する。ラムジーは城内に逃げ込むが、巨人が城門を打ち破り、ジョンの軍が城内に乱入し、ラムジー軍を圧倒する。サンサは牢に繋がれたラムジーが、腹を減らした猟犬にを貪り食われる姿を見届ける。
大広間に野人、谷間の騎士、そして北部人が集まって協議するが、野人と他の騎士は反目しあう。サーウィン公は長い冬に備えて故郷に帰りたいというが、ジョンはホワイト・ウォーカーとの戦いに備えるべきだと訴える。リアナは戦いに参陣しなかったグローヴァー公、マンダリー公、サーウィン公らを責めるが、ジョンこそが北の王であると宣言する。グローヴァー公やマンダリー公ら一同が賛同する。
サーセイとロラスの審判の日の朝、ベイラー大聖堂へ赴こうとするトメンをクレゲインが押しとどめる。大聖堂では、マージェリー、メイス、ケヴァンら聴衆が見守る中、ロラスの審判が下される。
パイセルはクァイバーンの使う少年に導かれ、建物の一室に入ると、。クァイバーンの小鳥たちが囲んで刺し殺す。ランセルは少年が逃げてゆくのを見て追い、地下に入ると少年に足を刺されれ身動きが取れなくなるが、ランセルは大量のワイルドファイヤが仕掛けられているのを見る。大聖堂は大爆発で跡形もなく吹き飛ぶ。トメンは赤の王城から惨劇を眺めて驚愕、絶望して城から飛び降りてしまう。
リヴァーランドから戻ったジェイミーは、王の手となったクァイバーンが鉄の玉座に着いたサーセイに戴冠する姿を見る。
双子城では、大広間に一人残るウォルダー公は、二人の息子ブラック・ウォルダーやローサーの未着を気にかけ、給仕の女に問いただすと、アリアが正体を現し、ウォルダー公の喉を切り裂く。
壁のそばの木の下で、ベンジェンはブランとミーラを残し去る。三つ目の鴉となったブランはウィアウッドの木に手を触れ、ドーンの喜びの塔での出来事の続きを幻視する。若きネッドは塔の中に入り、瀕死の妹リアナから赤子のジョンを託され、守る約束をする。
家族を失ったオレナはドーンでエラリアとヴァリスに会い、復讐のために共闘する。
オールドタウンの知識の城から白い鴉がウィンターフェルに到着し、不定期で何年続くかわからない”冬”の到来を告げる。