はじめのいっぽのてまえ

2018/03/16(金)09:33

宝石の国 第1巻

まんが(1789)

宝石の国(1) (アフタヌーンKC) [ 市川春子 ] ■レビュー内容   「月に行くなんて言うなよ」  アニメが面白かったので、読んでみました。アニメの華やかな感じと違って、なんだか絵が地味に感じるのは何故でしょうか。線が少ないのは好きなんですが、ベタと空白が多用してあって濃淡がないように感じました。宝石の知識があるともっと面白いかも…、勉強してみよ。 ■あらすじ【ネタバレ注意】■ 粉々になっても再生する不死のカラダを持つ宝石28人は、彼らを装飾品にしようと襲いかかる月人(つきじん)との果てなき戦いに挑む。  硬度3半のフォスフォフィライトは、その硬度ゆえ任せられる仕事がない。考えあぐねた金剛先生は、フォスに博物誌を編むよう言いつける。何の役に立つか分からない博物誌の編纂などやりたくないフォスは、逃げ出す方法を考えるが、結局思いつかず解決を他人の知識に頼ることに…。皆に聞いて回るが誰も真剣に取り合ってくれず、シンシャに聞けという。シンシャは自身から出る毒液のため皆からあまり好かれておらず、夜間の見回りが仕事だった。フォスは、仕方なくシンシャに会いに行くが、フォスを狙い月人が現れる。  何も出来なく呆然としていたフォスをシンシャが助ける。シンシャは自分から出る毒液が何もかも枯らしてしまうことが嫌で、戦うことすら嫌っていた。シンシャは月人にとらわれるのを待っているのだという。そんなシンシャにフォスは、自分が楽しい仕事を見つけてやるから、そんなことを言うなと…。  フォスは、博物誌に続き難題を抱え込む。考えても良い案は浮かばず、またしても他人に解決を委ねることに。ダイヤモンドに聞きに行くが、月人が現れる。ダイヤは月人を蹴散らすが、突然動きが鈍ってしまう。危ないところでボルツが現れダイヤを助け、月人を霧散させる。無茶な戦い方でダイヤの右腕は割れてしまっていた。ダイヤの悩みに気付かないボルツは、ダイヤを叱責する。しかし、続けて月人が現れ、3人を無視し学校の方角へ向かう。  月人は巨大なカタツムリを学校に落としていく。宝石たちの攻撃はカタツムリによって溶かされてしまい効果がない。逃げ遅れたフォスがカタツムリに飲み込まれ溶かされてしまう。攻めあぐねた宝石たちは、落下時に傷ついた巻貝の一部からフォスが合図を送って来ていることに気付く。ボルツとダイヤはその部分に攻撃を集中すると、たまらずカタツムリは海へ落下する。巨大なカタツムリは、海水で小さなナメクジになってしまう。海中を探すがフォスは見当たらず、ダイヤはフォスがナメクジになってしまったと思い込む。  フォスを元に戻す方法を探すダイヤは、シンシャに聞いてみると、シンシャはフォスがナメクジになるわけがなく、貝持の生物は溶かしたもので貝を強化するのだという。ダイヤは皆に手伝ってもらい海から巻貝を引き上げ、そこからフォスを助け出す。フォスの体は元通り、意識を取り戻すと、何故か、ナメクジと会話を交わすことが出来るようになっていた…。

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