はじめのいっぽのてまえ

さよなら私のクラマー（8） （講談社コミックス月刊マガジン） [ 新川 直司 ]

 ■レビュー内容
　

　「あいつがノンちゃんか」
　いやぁ～、ずーとこの漫画はスポコンじゃないと思ってましたが、れっきとしたスポコン漫画でした。茜と妙の話はいかんてぇ～涙腺が…。でも「愛しきブラウグラナ」はないって～。

■あらすじ【ネタバレ注意】■

　勝ち越されてしまったが、徐々に妙の攻撃を封じ始め、更に恩田をアンカーに下げ、佐和とで奪ったボールを恩田が前線へ運ぶ。周防から白鳥を囮にし、恩田が下がったスペースに曽志崎が入り、同点弾を押し込む。次の1点が勝敗を決める展開に持ち込む。
　二人がかりに攻撃を封じられる妙はパスを選択し始めるのだが、キャプテン茜はこのチームは妙の突破にかかっているのだから思い切りやって来いと発破をかける。妙の本領発揮に恩田、佐和が翻弄されるのだが、三人目の類が妙を止める。奪ったボールは恩田から田勢にさらに恩田に戻したボールを恩田はスルー、曽志崎が勝ち越し弾を放つのだった。
　インターハイは優勝候補興蓮館高校が優勝する。蕨青南のインターリーグ決勝の相手は、その興蓮館の二軍チームと戦うこと…。


シザーズ
　サッカーにおけるドリブルのフェイントの一種。ステップ・オーバー（英: step over）、ペダラーダ（葡: pedalada、自転車、ペダル）、デニウソン、またぎフェイントとも呼ばれる。シザーズは英語で「鋏（はさみ）」の意味。シザーズはボールを保持している時に、自分の進行方向と逆向きに移動し、守備の選手を騙すために使われる。

ドブレーテ
　スペイン語で1試合に2ゴールを決めること。