■レビュー内容
「覚えているはずがないか…30年も昔の話だからな」
次々と、強力な超能力者が出てきて、ロックが苦戦を強いられつつ撃破していく爽快な展開かと思いきや…。月光のオリス、絞殺者パエトン、アイダ姉妹、禍つ音カルベル、無色のテニアン、壮絶な超能力戦を期待。
■あらすじ【ネタバレ注意】■
マエケナス・ジンは、幼少期に遺伝子改変に失敗し若返りが出来なくなってしまい、不老不死の法を執拗に探していた。そんなマエケナスにレオノーラは、超人ロックには不老長寿の超能力があると話を持ち込むのだった。
超人ロックの確保を任されたレオノーラは、ロックの首に賞金を懸ける一方で、強力なESPハンターにロックの確保を依頼する。死体があれば生死を問わないという依頼に、ロックは賞金稼ぎの苛烈な襲撃にさらされる。ロックは、情報を集め依頼主を狙おうとするのだが、なかなか情報が得られない。
連邦情報部ウィル・カイアムは、上司からロックと接触し仲良くなれと命じられる。マインドハープ使いのカルベルに苦戦するロックを助け、ロックが襲われている状況を説明し、協力を申し出るのだった。
ロックは、アイダ姉妹の襲撃を受けると、ウィルを巻き込まないため海上へテレポートし、戦うのだが、抗しきれずラフノールの鏡に閉じ込められレオノーラのもとへ連れていかれてしまうのだった。
マエケナスの寿命が尽きる。レオノーラは、ハンターの一人無色のテニアンにマトリックスをコピーさせマエケナスになりすますよう言う。テニアンは、レオノーラが何故そこまでするのか問うが、答えないレオノーラにはロック自身に思うところがあるようだった。だが、なりすましは、ハンターには通用せず、カルベルとパエトンにばれてしまうのだった…。