■レビュー内容
「一蓮托生のファミリアになったんだ、遠慮も隠し事もするな」
続きなのかと思いましたが、話が飛んでます。アニメの二期にもあってなくて、春姫編からです。それでも「2」なんですね…。作画も代わってて、ちょっとキャラが幼くなってしまった感じですが、違和感は少なめです。
■あらすじ【ネタバレ注意】■
ヘスティアファミリアは、戦争遊戯(ウォーゲーム)を経て、アポロンファミリアのホームに移り住む。リリとヴェルフは改宗し、命は一年の期限付きで神ヘスティアの眷属となっていた。そんな折、タケミカズチの眷属千草が命を訪ねてやって来る。千草と会った後から命の様子が変わるのだった。
千草と出かけた命の後を追ったベルらは、歓楽街へ入り込む。二人が、男達に囲まれてしまうと、見かねてヴェルフとリリが助けに入る。命らの事情を聞き、尋ね人を捜すにもイシュタルファミリアと事を構えることを避けるため、一旦ホームへ戻ることにするのだが、ベルは街中ではぐれてしまうのだった。
ヴェルフらとはぐれてしまったベルは、イシュタルファミリアのレベル3アマゾネスのアイシャ・ベルガに捕まってしまう。レベル5のフリュネ・ジャミールにも目を付けられてしまい、歓楽街を逃げ惑うのだった。
狂暴なフリュネから逃れ娼館の一室に逃げ込んだベルは、狐人(ルナール)の春姫と出会うのだった。娼館の客と間違えた春姫は、ベルを床へ招くのだが、事情を話し出すベルに、匿う代わりに話をして欲しいというのだった。
ベルは、身の上話でオラリオに来た理由を英雄譚が好きだからという。自分も英雄譚が好きだという春姫だったが、娼婦だからと悲しい顔をし、自分は決して救われてはならない存在なのだというのだった。
春姫に送ってもらい歓楽街の外へ出られたベルは、自分にはどうすることも出来ないという無力感に苛まれるのだった…。