■レビュー内容




「マチスモ…男たるもの、こうあるべしという思想、尊厳」
まるっと千堂VSゴンザレス戦です。これで決着がついたか…ってとこで終わってます。久しぶりに手汗握る展開です。一歩の試合でなくても充分面白い、復帰しなくていいよぉ~。
■あらすじ【ネタバレ注意】■
突然、全く当たらなかった千堂のパンチがゴンザレスに当たりだす。コーナーに追い詰められたゴンザレスは、本能で押してくる厄介な相手に、一歩を倒した時の本性を現すのだった。
戦いは足を止めリング中央での打ち合いになる。だが、ゴンザレスのパンチは当たるのだが、千堂のそれは空を切る。ゴンザレスは、千堂のパンチの軌道を読み危険な場所を巧みに避けていた。だが、千堂は打たれることをものともせず、ゴンザレスの読みを外そうとパンチを出し続けるのだった。
第4R。両者とも一歩も引かない打ち合いの最中、レフリーが千堂のグローブのテープが剥がれていると試合を止める。セコンドは、千堂を休ませるために時間をかけようとするのだが、滾っている千堂を冷やしてはダメだと一歩が声をかけるのだった。
その言葉に気合が入った千堂は、カウンターを恐れて出せていないチョッピングライトを放つ。今まではカウンターを取りに来ていたゴンザレスが、その迫力に押され防御する。続けて大振りの右を出すとゴンザレスは、防御姿勢をとり額で受ける。しかし、明らかにダメージを受けているゴンザレスを追えない千堂、右の拳を骨折してしまうのだった。
千堂は、痛みに耐えロープを背にしたゴンザレスに左のスマッシュを連発、相打ちとなるが決め手に欠ける。そして、千堂は、右の拳を振り上げるのだった…。