■レビュー内容




「あ~ん、サラちゃんピーンチ!オーディン助けてーっ!」
壊の火種が赤々と…始まってしまったんですね。ヴァチカンからの急な知らせに繋がるんでしょう。救世主イエス誕生秘話がほぼ語られましたが、信者に叱られない?漫画だし大丈夫だよね。
■あらすじ【ネタバレ注意】■
イエスとのことを思い出していたアテナは、特別な体調の変化は感じなかった。洞窟を出て帰途に就くが、背負っていたルーが吸血鬼特有の気配が無くなっていると言う。雪が降り出しルーが転んでしまい投げ出されたアテナは、自身の足で立つことが出来たのだった。
オーディンの家でひとしきり話をしたイエスは、オーディンと一緒に寝ると言ってきかない。仕方なく泊めることにするのだが、その晩のうちにイエスはいなくなってしまう。フレイアは、スピニチウムの行方と棺を回収した理由、そしてユニットXの在りかと別の使い道、幾つものことをイエスから聞き逃してしまうのだった。
伯爵に囚われているケイトとスーは、伯爵が襲ったサラ宅にリズがいたことを聞かされ、サラ宅に向かう。リズは、ケイトとスーを招き入れ事情を話す。ケイトとスーがあの伯爵の虜になっていると知ったサラは、家に来なさいというのだった。
バートリー夫人と別れヴァチカンへの帰路に就いたアテナは、イエスの血を飲んだ後の出来事を思い出していた。飛行機から見えるヴァチカンの景色は、実際の眼で見たものなのか心の眼で見たものなのか分からないまでになっていた…。