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はじめのいっぽのてまえ

2021.04.09
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カテゴリ:まんが

 ■レビュー内容
 

 「いま気がついたの。女子がこんな揃うこと、なかなかないのに」
 白熱のクイーン戦と名人戦です。四人それぞれの卓越した才能と積み重ねた努力、そして背負うものがあり、負けられない理由がある。須藤さんのエピソードがいい、まさか…しちゃうなんてねぇ。

 

■あらすじ【ネタバレ注意】■

 三戦目で勝利を決定するつもりで臨んだ詩暢は、九頭竜の読みで感じを取り戻した千早に惜敗し苛立ちを隠せない。一方の新も、三戦目を落とし名人への重圧と綿谷始永世名人のかるたで勝ちたいという強い思いから、負けるかもしれないということに恐れを感じていた。新は、千早に瑞沢のかるたを千早の自分のかるたをしろと言っておきながら、新自身のかるたを見失ってしまうのだった。
 崖っぷちで一勝をものにした千早は、最高の憧れの存在に勝ってしまったことに歓喜と恐怖が入り交じり興奮が治まらない。見かねた母は、緊張が解けずにいた千早の髪をほどき一息つかせると、千早はやっと周りで支えてくれる仲間達に気付くのだった。
 周防は、兼子に眼の病気が進行していることを知られたくない。名人位にこだわりはないはずだったが、負けて病気のせいにされは、兼子が傷つくことになる。強いまま名人位を退かなければならないと思うのだった。
 詩暢は、祖母の作ってくれた競技かるたに向かない重い着物にまで当たり散らす。見かねた母は、祖母から送られたと詩暢に襷を渡すのだが、祖母が自分の事を思ってくれるはずがないと思いつつも、母に襷を付けてもらい、第四戦に臨むのだった。
 第四戦の読手は、この試合をもって専任読手を退く山城今日子、かるたに捧げた人生最後の詠みに色が乗る。千早は、好調の感じを前面に押し、序盤から互角に渡り合う。詩暢は、焦りを感じるのだが、母が付けてくれた襷がほどけ緊張がほぐれると、今まで静かだったかるたの小さい神さんの声が聞こえてくる。焦りから聞きとれなくなっていたことに気付くのだった。
 周防は、中央に寄せた札の配置に加え山城の読みで新を圧倒する。自分のかるたを出せない新は、周防の流れを断ち切る事ができないでいたが、千早の一勝と新の動揺を知った太一が浦安の間に入ってくるのを見ると、かるたには一切の容赦をしない自分のかるたを思い出すのだった…。


八重むぐら 茂れる宿の さびしきに 人こそ見えね 秋は来にけり
(やへむぐら しげれるやどの さびしきに ひとこそみえね あきはきにけり)
 生い茂ったつる草が、はびこっている寂しい住まいに、訪ねてくる人は見えないけれど、秋だけは来たことだよ。
 歌番号:47、作者:恵慶法師、出典:拾遺集秋140、上決まり字:やへ、下決まり字:ひとこそみ







Last updated  2021.04.09 10:59:45
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 知りたい人@ この映画大好きです。 いい映画紹介されていますね。 私もこの…
 きん☆ぎん☆すなご@ Re[1]:『どら平太』(11/09) たこちゃん★~KIREI~を知りたい!さん。…
 たこちゃん★~KIREI~を知りたい!@ Re:『どら平太』(11/09) はじめまして。 私も、どら平太を見まし…
 きん☆ぎん☆すなご@ Re:私も。(10/19) tatoまめさん。こんにちは。 >蝶衣を…
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