■レビュー内容
「この家の女とつきあえる男は、自分だけだという自信さ」
豪快な女系家族の山あり谷ありの恋の物語。多彩な人間模様が繰り広げられましたが、どれもハッピーエンドで御都合主義は否めませんが…。充分、爽快な気分にはなれますね。さて、SECONDはどうでしょう…。
■あらすじ【ネタバレ注意】■
海老名の離婚が決まり咲姫は、海老名と結婚することに。温厚な海老名の母親と会い、母の望みで実家で結婚式を上げることになる。式を終えると咲姫は、海老名のいるエジプトへ旅立つのだった。
百合が、正彦と充、二人を知るため両方と付き合い始め一年が経った。二人からそろそろ結論をと迫られた百合は、二人を傷つけることが出来ず二人とも振ってしまう。正彦と充から相談を受けた塔ノ沢と美姫は、百合の本心を聞く。百合は、充のことを好きになっていたのだった。
充を選んだ百合は、正彦に詫びるのだが、正彦は余計な心配だといい、すぐに充に伝えるべきだという。百合は、充に申し出を受けると伝え婚約をするのだが、豪徳寺を辞めるつもりはないというのだった。
そんな中、暴走が大好きな雅が道路交通法違反で警察に捕まってしまう。総監の下北沢に伴われて帰って来た雅は、下北沢に一目ぼれしたという。豪徳寺家の女性陣が騒ぎ出し、雅の恋を演出し始めるのだった。
妻に先立たれた下北沢は、今でも妻を愛し、残りの人生も妻と共に過ごしたいと思っていた。妻との間に子がなく家族を持てなかった下北沢は、大家族を持てることに幸せを感じ始めるのだった。
雅の再婚、和泉と百合の家婚、咲姫の出産と豪徳寺家は、おめでたが続く…。