2018.03.12

魔法使いの嫁 第3巻

カテゴリ:まんが


 ■レビュー内容
 

 「孫と遊ぶのにお前は邪魔」
 物語の構成が素晴らしく上手です。読んでる側にちゃんと伝わるように丁寧に話を積み上げている。チセの表情がどんどん豊かになって来て、かわいくなってきた。表情からも心の変化が読み取れる。

 

■あらすじ【ネタバレ注意】■

 負傷したチセを見たエリアスは「裂き喰らう城(ピルム・ムーリアス)」の姿を表し、魔術師と対峙する。黒妖犬に抱き止められたチセは、黒妖犬ユリシィのイザベルとの記憶を垣間見る。チセは気が付くと、エリアスに抱き着き、止めようとすると、魔術師の背後からレンフレットが現れ、魔術師を拳銃で撃つ。チセに気付いたエリアスは平静を取り戻し元の姿に戻るが、撃ち殺されたはずの魔術師が起き上がる。魔術師のキメラを見たチセは、キメラの一部にユリシィの記憶で見たイザベルの遺体が使われていることに気付くと、怒りに任せ魔法でベッコウバチを生み出す。今度は、エリアスがチセを抱き止め制止する。そこに、妖精ウィル・オー・ウィスプが現れチセらを魔術師のもとから救い出す。
 エリアスは、魔術師をカルタフィルスと呼び、死ねない呪いをかけられた「彷徨えるユダヤ人」だと言う。妖精ウィル・オー・ウィスプは、ユリシィを黒妖犬だと自覚させる。自身がイザベルのもとへ行けないのだと悟ったユリシィはチセに使い魔にしてくれと言う。チセはユリシィと「結び」、ルツと名付ける。再びカルタフィルスが現れるが、黒妖犬がチセの使い魔となったことを知ると、あっさりあきらめ去っていく。
 あの日以来、エリアスは部屋から出て来ない。心配するチセに、シルキーは街で買い物してくるよう家から追い出す。家を出るとアンジェリカと会う。チセはアンジェリカから諭されると、自分の気持ちが少しずつ変わり始めていることに気付く。チセは意を決し、エリアスの部屋へ入ると、エリアスは人の姿に戻れないでいたのだった。翌朝、チセが目覚めるとエリアスは部屋からいなくなっていた。書き置きはあったがチセは、エリアスを捜しに出かける。
 近所を捜すうち、バラが綺麗に咲く家で、ジョエル・ガーランドという老人と出会う。ジョエルには男の血と引き換えに才能を与えるという妖精リャナン・シーがついていた。チセはジョエルにお茶に誘われ仲良くなる。リャナン・シーはジョエルの血は吸っていないのに、何故だか彼から離れられないのだという。ジョエルの家を辞すと、ルツがエリアスの居場所を知らせてくる。エリアスの体は元に戻っていたが、エリアスはチセに自身のことを話そうとしない。チセはエリアスの気持ちを理解しようと努力し始めるが、エリアスはチセの気持ちが理解できずにいたのだった。
 ドラゴンと供に海豹人(セルキー)がリンデルの使いとしてやってくる。チセの杖を作るため一人で来いという。チセはドラゴンの国で自身の杖作りを始める。ネヴィンの菩提樹から枝を切り出し、自分で削って杖にする。そして、リンデルは、魔法使いが何者なのかという話を語り、そしてエリアスとのことも話し始める…。






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Last updated  2018.03.12 13:11:30
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