☆６月号のＭｙｏｊｏ☆

「あの頃から、ボクらは、アホでした。」　　　　　　　　－お笑い上等!!青春白書－

★梶原雄太★

<<地球のゴミ>>
中学時代は仕切りたがり屋で、まわりから軽～く嫌われてました。はい。
ちっちゃい番長みたいな感じで、遊ぶときも周りのヤツらビシビシ指示飛ばしてました。ボクの指示のもと、よくやった遊びはリレーですね。
好きな女の子と同じグループになるように、強引にチーム分けするんですよ。もちろんボクがアンカーで、好きなコは３番走者。
バトンタッチするときに、そのコの手にもタッチするわけですね。
そんな勝手なことばっかりやってた男ですからね、みんなに嫌われてることは薄々というよりガンガン感じていました。
ぶっちゃけ、いじめっこだったんで、先生からも「お前は地球のゴミや」と、地球規模(ｸﾞﾛｰﾊﾞﾙ)に怒られました。
<<ヘビーパイパー？>>
中学時代を通じて、モテた思い出は何ひとつありません。なのにモテてない自覚もなく･･･。典型的”カン違いヤロー”でしたね。
中学時代は部活のサッカーに、すべてのエネルギーをぶつけてました。でも学校のヒーローというわけでもなく。
「なんだか顔むかつく」という理由で、不良にからまれ、全力疾走で、逃げるような青春でした。高校はものすごいワルがいっぱいいる男子校で、不良に憧れてましたね。
禁煙パイプ(禁煙する人がタバコの代わりに吸うパイプ)
めっちゃ吸ってましたもん。
タバコ？それはダメですよ、タバコは２０才にならんと吸ったらあかんと思ってました。でも禁煙パイプの量はすごかったですよ。
ある意味ヘビースモーカー(ヘビーパイパー？)でしたね。
禁煙パイプを禁煙するときは、いったい何を吸ったらいいんでしょうねぇ。
<<ポテト早詰めの達人>>
高１から高２にかけて、１年半くらいマクドナルドでアルバイトをしてたんですけど、ポテトをいかに早く詰めるかに命を懸けてました。
ボクね、マクドのコンテストで、近畿２位の栄誉に輝いているんですよ(小鼻全開！)。
マクドでバイトしたことある人やったら、恐れおののくくらいスゴイことなんですよッ。
高３のときは甲子園の売り子のバイトもやりました。ＴＶに映り過ぎて、クビになりましたケド。バックネット裏でずーっとピースしたりしてましたから。
<<アホの壁>>
アホなことは数限りなくやらせていただきました。クリスマスに友人３人とカップルが集まる所に行って、「お○○ー！」(女性秘所の関西風俗称)って呼んで、警察に捕まったり。
パトカーの中で「何叫んだんや？」「お○○です･･･」「恥ずかしくないんか？」「恥ずかしいです･･･」ってな、やりとりをしたのを覚えてます。
あとは”ロケごっこ”っていう遊びで、誰かが、指でカメラ溝えたら、なんかおもしろいことをやらなあかんという･･･。
道にとめてある自転車に突っ込んでいったりとか、体はってムチャしました。
でも、そんなんがボクの青春でした。

☆西野亮廣☆

<<モテモテの日々>>
自分でそんなん言うのもなんですけどね、びっくりするくらいモテました(笑)。
高校時代なんて、バレンタインのチョコ、４０個くらいもろてましたもん。
女の子から告られることも多かったですねぇ(にやにや)。
でも全部断ってました。もったいないなぁ…。
ボク、中２のときからつきあってた彼女(まみちゃん)が、おったんですよ。
ホンマのこと言うと、お断りしたくなかったんですけどねぇ。中にはかわいいコもおったし。でもバレたら彼女に怒られるし。
なんでモテたか？言われても…。性格は今のまんまですわ。お笑いやって、人になんやツッコんで、授業中ネタ書いて。
通知表には、やればできるコ”と“落ち着きがない”は、必ず書かれてましたね。　　　　　　　　　　　　　　　<<青春とはチュウ☆だ>>
ファーストキスは１５才のときに、近所の公園でいかせていただきました。
男友だちと「キスするとき、やっぱりチュッって音たてるもんやろか？」「いや、あれはドラマだけやろ。音なしでいったほうがええんちゃうか？」とか、いろいろ勉強しまして。
当日は、めちゃくちゃ緊張しましたけど、もう、１回やったらね、止まりません(笑)。
その後は隙あらばチュウチュウチュウチュウやってました。
ボクの青春はヒトコトで言ったら、チュウ☆ですわ(笑)。
<<アホの絆>>
じゃあ、高校時代は女の子といちゃいちゃしてただけかっていうと、そんなんはほんの一部で、ほとんど男友だちとアホなことばっかりやってましたね。
連れ(友だち)が「今行った軽トラに乗ってたんジャッキー・チェンやぞ、マヂで!!」
とかぬかすんで、みんなでその軽トラを半日追いかけたり。
よう考えたら、ジャッキーが軽トラに乗るかっ！ちゅー･･･。
罰ゲームで交番の前で、うんこしたこともあります。
駅のホームで服脱いで、電車の扉が開いても、どれくらい裸でいられるかっていう、しょうーもない度胸試しもやりました。
扉が開いて、閉じて動きだす瞬間に、友だちが脱いだ服を電車の中に放りこんだり(笑)。
毎日ね、そんなことばっかりやって、めちゃくちゃ幸せでした。今でもそのときの仲間とは仲いいですよ。
一緒にアホした仲間とは、妙に絆固かったりするんですかね。
<<青春に悔いなし>>
学校生活はほんまに楽しかった。１回でも学校行きたくないって思ったこともなかったですね。
毎日、早く明日になって学校行きたいと、思ってましたもん。
小２で１回休んだ以外、学校休んだことないんですよ、ボク。
学校出て大人になったときに”あれやっといたら、よかったなぁ”って思うのがイヤやったから、やりたいことは全部やりました。
これは後悔やないですけど、まみちゃんに「見つめて☆」って言われたとき、まみちゃんの目と目の間が離れてて、両方いっぺんに見つめてあげられなかったんが、悪かったなぁ、と。